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ジョリオ・キュリー ジョリオキュリー

百科事典マイペディアの解説

ジョリオ・キュリー

フランスの物理学者。キュリー夫妻(P.キュリー,M.キュリー)の長女。母に教育され,母のラジウム研究所の助手を務め,1926年J.F.ジョリオ・キュリーと結婚。以後夫妻協力して放射能を研究,1935年ともにノーベル化学賞を受けた。1937年パリ大学教授。1946年―1951年原子力委員会委員。死因は多年の放射線被曝(ひばく)による白血症。

ジョリオ・キュリー

フランスの物理学者。旧姓ジョリオ。パリの物理化学学校を出て,1925年M.キュリーのラジウム研究所の助手となり,1926年イレーヌ・キュリー(I.ジョリオ・キュリー)と結婚し改姓。以後夫妻協同して放射能を研究。中性子,陽電子の発見を今一歩で逸した後,1934年にアルミニウムをα線で照射し人工放射能を発見,1935年夫妻でノーベル化学賞を受けた。ウランの原子核分裂発見後はその研究に従事,1939年核分裂に際し中性子が放出されることを実測。第2次大戦中はドイツに対する抵抗運動に参加,1942年フランス共産党に入党。戦後は原子力の平和利用に関する研究を進め,1946年原子力委員長となったが1950年解職。1951年世界平和評議会議長となり平和運動にも活躍。
→関連項目人工放射性元素チャドウィック

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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