コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

反ファシズム はんファシズムAnti‐Fascism

世界大百科事典 第2版の解説

はんファシズム【反ファシズム Anti‐Fascism】

反ファシズムとは一般的にいえば,ファシズムに対して批判ないし反対の立場をとることである。しかし,ファシズムに反対するといっても,そこにはさまざまな動機がみられ,反対の意思の表明の仕方,行動のとり方は多様である。精神的態度としての反ファシズムもあれば政治的立場としての反ファシズムもあり,反対行動においても非組織的なものから組織的な運動まで,いろいろな形態が生じうる。つまり,反ファシズムの多様なあり方ということが問題となるのである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の反ファシズムの言及

【ネオレアリズモ】より


【文学】
 字義通りには〈新しいリアリズム〉を意味するイタリア語で,文学史的にはふつう,反ファシズム闘争を題材にした第2次大戦後のイタリア文学を総称していう。ただし,ファシズム政権に不従順な小説を発表したことからモラビアの《無関心な人びと》(1929)に,また,労働者の反権力意識の目ざめを描いたことからベルナーリCarlo Bernari(1909‐92)の《三人の工員》(1934)に,ネオレアリズモの起源を求めようとする批評家もいる。…

【レジスタンス】より

…第2次世界大戦期,枢軸国,とくにドイツの占領下に置かれた諸地域において起こった,占領支配に対する抵抗運動。広義には,中国の抗日闘争をも含めて,アジア諸地域における日本の占領支配への抵抗にも,この言葉が用いられることがあるし,また他方,ナチズムに対する抵抗というような,ファシズム体制へのそれぞれの国の反対の動きに関して用いられる場合もあるが,後者は反ファシズム運動として扱われるものであり,ここではヨーロッパに限定して占領支配への抵抗の意味でみていくことにする。 フランス語のこの言葉が上のように一般化して用いられるようになった端緒は,フランス降伏後の1940年6月18日,ロンドンに逃れたド・ゴールが,BBC放送を通じてフランス国民に呼びかけた〈フランスのレジスタンスの炎は消え去ってはならないし,また消えることはないであろう〉という言葉にあるとされている。…

※「反ファシズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

反ファシズムの関連キーワードアンナ・アレクサンドロヴナ カラワーエフシュテファン ヘルムリーンチェコスロバキア共産党ジョルジョ アメンドラペドロ アギレ・セルダ自由ドイツ労働総同盟カルロ スフォルツァA. デ・アンブリスフェレンツ サボーF. ベントゥーリフリッツ ランゲA. ペルチーニ世界労働組合連盟東北人民革命軍魅せられたる魂シャリフディンクアジーモドディミトロフギンズブルグスフォルツァ

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

反ファシズムの関連情報