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スカポライト スカポライト scapolite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スカポライト
スカポライト
scapolite

X4Y12O24・Z 。X の位置にはカルシウム,ナトリウムおよび少量のカリウム,マグネシウム,鉄(II),マンガン(II),チタンなどが入り,Y にはケイ素,アルミニウムが入る。Z には塩素,フッ素,OH ,CO3 ,SO4 などが入る。

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デジタル大辞泉の解説

スカポライト(scapolite)

カルシウムナトリウムアルミニウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。透明でガラス光沢がある。柱状結晶で、ふつうは塊状または粒状。柱石。

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世界大百科事典 第2版の解説

スカポライト【scapolite】

マリアライトmarialite(Ma)Na4Al3Si9O24Clとメイオナイトmeionite(Me)Ca4Al6Si6O24CO3を端成分とする固溶体鉱物の総称。柱石ともいう。Me成分の割合に応じてMex(x=0~100)で表し,Me0~Me20をマリアライト,Me20~Me50をディパイヤdipyre,Me50~Me80をミッゾナイトmizzonite,Me80~Me100メイオナイトと呼ぶ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スカポライト
すかぽらいと
scapolite

テクト珪(けい)酸塩鉱物の一種。正方柱状の結晶をなすことが多いが、粒状、塊状でも産する。柱石(ちゅうせき)ともいい、端成分としてナトリウムを含む曹(そう)柱石marialiteと、端成分としてカルシウムを含む灰(かい)柱石meioniteの固溶体系列をさす。また、灰柱石の組成のうち、炭酸基を硫酸基で置換されたものがあり、これはシルビアライトsilvialiteという別種である。これら3種がスカポライトグループに含まれ、スカポライト自体は独立した鉱物種名ではない。長石に似ているが、劈開(へきかい)が直交する点と、塩酸で分解しやすい点で区別できる。両端成分に近いものは世界的にも産出はきわめてまれで、大部分が中間成分のものである。石灰岩接触帯に灰礬(かいばん)ざくろ石、珪灰(けいかい)石、ベスブ石、透輝石、透閃(とうせん)石などと産する。また、高温でできた広域変成岩中、閃緑岩や斑糲(はんれい)岩アプライト中にも産する。英名は、その形態から、柱を意味するギリシア語に由来する。[松原 聰]

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