チョッパー(その他表記)chopper

翻訳|chopper

デジタル大辞泉 「チョッパー」の意味・読み・例文・類語

チョッパー(chopper)

肉や野菜をみじん切りにする機械
礫器れっき石器一種で、物を切るのに使われた。
直流電流を、半導体を用いて高速で断続することによって交流にする装置。→サイリスターチョッパー
改造オートバイ。

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精選版 日本国語大辞典 「チョッパー」の意味・読み・例文・類語

チョッパー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] chopper )
  2. 石器の一種。片刃礫器(れきき)
  3. 挽き肉器。〔現代語大辞典(1932)〕
  4. 改造オートバイ。
  5. 電車で、電流を一定間隔で断続的に流す装置。

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改訂新版 世界大百科事典 「チョッパー」の意味・わかりやすい解説

チョッパー
chopper

電流,光などを高速多頻度に開閉する装置。直流電車の速度制御などに用いられるチョッパーは,パワートランジスターや各種のサイリスターなどの電力用半導体スイッチを用いるもので,オン,オフの時間比を変えることによって,実用上連続に直流電圧や電流を制御することができる。これにより抵抗器での損失がなくなり,ブレーキ時にエネルギーが回生できるため,地下鉄電車では約4割の省エネルギーが実現した。また,直流増幅器の一種に,入力信号をチョッパーにより一定周期の断続信号に変え,交流増幅した後,同期検波して目的を達するものがあり,雑音ドリフトなどの影響を受けにくい。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チョッパー」の意味・わかりやすい解説

チョッパー
ちょっぱー
chopper

礫(れき)を打ち欠いてつくった片刃の粗製石器。両刃のものはチョッピング・ツールchopping toolという。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チョッパー」の意味・わかりやすい解説

チョッパー
chopper

円礫あるいは角礫片面一部分を打欠いて刃部とした礫器。礫器の基本形式に,片面加工と両面加工が区別されるが,前者はチョッパー,後者チョッピング・トゥールと呼ばれている。東部アフリカのオルドバイ遺跡では最下層にみられ,東アジアおよび東南アジアでは前・中期旧石器時代石器の主体をなしている。ただし地域によってはこの伝統新石器時代にもみられる。

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食器・調理器具がわかる辞典 「チョッパー」の解説

チョッパー【chopper】

野菜をみじん切りにしたり、肉の塊を細かく挽いたりするのに用いる器具。電動式のものが多いが、ハンドルを回して用いる手動式のものもある。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「チョッパー」の解説

チョッパー

礫(れき)石器

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世界大百科事典(旧版)内のチョッパーの言及

【旧石器時代】より

… オルドバイ峡谷では,ほぼ100万年前を境界として,前期旧石器時代文化が二つに分かれている。古い方は猿人の手になったオルドバイ文化で,チョッパーやチョッピングトゥールを主体としている。これらの石器は,自然礫の一端だけに加工した単純なもので,片側から打ち欠いたのがチョッパー(片刃の礫器),両側から打ち欠いて刃をつけたのがチョッピングトゥール(両刃の礫器)と呼ばれている。…

※「チョッパー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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