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ディジョン ディジョンDijon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディジョン
Dijon

フランス中部,コートドール県の県都。ブルゴーニュ運河およびソーヌ川の支流ウーシュ川に臨む。交通の要衝。1015年以降ブルゴーニュ公領の首都。1477年にフランス王国に併合。古くから商業,宗教,文化の一中心として繁栄し,特にブルゴーニュワイン(→ワイン)の集散地として知られた。1851年に鉄道が敷かれてからは工業も発展し,食品加工(特にマスタードで有名),鉄鋼,電機などの工業が立地。ゴシック様式(→ゴシック建築)の代表ノートル・ダム聖堂(13世紀),聖ベニーニュ大聖堂(14世紀),ブルゴーニュ公宮殿(14~18世紀)など重要な建築物,史跡が多い。2015年,ワインの生産地としてボーヌとともに世界遺産文化遺産に登録された(→ブルゴーニュ)。人口 15万1576(2008)。

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デジタル大辞泉の解説

ディジョン(Dijon)

フランス中東部、ブルゴーニュ地方の中心都市。中世からの交通の要地で、鉄道の分岐点。歴史的建造物が残る。

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世界大百科事典 第2版の解説

ディジョン【Dijon】

フランス中東部,ブルゴーニュ地方の主都,コート・ドール県の県都。人口15万2000(1990)。コート・ドール丘陵の北東麓に位置し,ソーヌ川の支流ウーシュ川およびブルゴーニュ運河に臨む。交通,文化,経済の中心地。とくに食品工業が集中し,世界的に有名なからしのほか,ブルゴーニュのブドウ酒の集散地である。 ディジョンという名前が歴史に初めて登場するのは,6世紀のトゥールグレゴリウスが書いた《フランク史》においてである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ディジョン
でぃじょん
Dijon

フランス中東部、コート・ドール県の県都。パリ南東310キロメートルに位置する。人口14万9867、都市圏人口23万6953(1999)。交通の要衝にあり、1851年の鉄道開通により、商工業が発達した。これに伴って19世紀後半に人口が3万から7万に増加し、第一次、二次両世界大戦間には停滞したが、1945年以後ふたたび急増した。中世のブルゴーニュ公国の中心都市で、とりわけバロア家ブルゴーニュ公4代(1364~1477)の間にその城下町として発展した。現在もブルゴーニュ地方の行政、文化、商業、司法、宗教の中心地となっている。そのため、公国時代の宮殿、シャンモルのシャルトルーズ修道会の遺跡(モーセの井戸と、C・スリューテル作の教会正面の立像)などが残り、美術館の収蔵品も豊富である。ほかにサン・ベニーニュ寺院(内陣13世紀、身廊14世紀)、ゴシック様式のノートルダム教会(13世紀)、ルネサンス風のサン・ミシェル教会などがあり、観光都市ともなっている。機械、電気、自動車、電子、食品、薬品、プラスチック製品などの工業が発達する。[大嶽幸彦]

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