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トムリンソン トムリンソン Tomlinson, Henry Major

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トムリンソン
トムリンソン
Tomlinson, Henry Major

[生]1873.6.21. ロンドン
[没]1958.2.5. ロンドン
イギリスの作家,旅行家。『ネーション・アンド・アシニーアム』誌の文芸主幹 (1917~23) 。『海とジャングル』 The Sea and the Jungle (12) などの旅行記,第1次世界大戦従軍記者の経験を生かした『過ぎし日々』 All Our Yesterdays (30) のほか数編の小説,随筆,自伝がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トムリンソン
とむりんそん
Charles Tomlinson
(1927― )

イギリスの詩人。ケンブリッジ大学を卒業。ニュー・メキシコ大学、ブリストル大学などで英文学を教える。イタリアで第一詩集『首飾り』(1955)を執筆。ついで『見ることは信ずること』(1958)をアメリカで出版して、にわかに有名になった。サンボリスト象徴主義の作家たち)やエズラ・パウンドらの流れをくむ玲瓏(れいろう)とした詩風は、自らカットグラスのイメージで自己の詩を語っているのにもうかがえる。『人のいる風景』(1963)、『アメリカ風景』(1966)、『シャフト(縦坑)』(1978)、『お告げ』(1989)、『歓喜』(1995)などに代表される詩集を数年の間隔で発表している。[鈴木建三]
 1997年にはそれまでの詩作活動の集大成ともいえる『詩選集1955―1997』を出版した。その後も創作意欲に衰えはみられず、70歳を過ぎてからの『海の上の葡萄(ぶどう)園』(1999)もほかの詩集同様、高い評価を得ている。すべての詩に共通する、ことばに対する鋭い感受性は、天性の語学力と結び付き、メキシコの詩人オクタビオ・パスや、20世紀イタリア詩壇において注目すべき存在であったアッティリオ・ベルトルッチAttilio Bertolucci(1911―2000)の作品を筆頭に、多くの優れた英訳詩を生み出している。また『アメリカンエッセイ』(2001)にその軌跡がたどれるように、活動の領域を詩作に限らず、詩人としての感性と幅広い知識とに根ざした評論活動も若いころから積極的に行っている。[松本和子]

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