コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ドブジャンスキー ドブジャンスキー Dobzhansky, Theodosius Grigorievich

3件 の用語解説(ドブジャンスキーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドブジャンスキー
ドブジャンスキー
Dobzhansky, Theodosius Grigorievich

[生]1900.1.25. ロシア,ネミロフ
[没]1975.12.19. カリフォルニアデービス
ロシア生れのアメリカの遺伝学者。父は数学教師。キエフ大学に学ぶ (1917~21) 。レニングラード大学助教授として遺伝学を講じた (24~27) のち,1927年アメリカに渡る。コロンビア大学の T.モーガンのもとで研究に従事。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ドブジャンスキー【Theodosius Grigorievich Dobzhansky】

1900‐75
アメリカの遺伝学者,進化学者。ロシア生れ。初めテントウムシ類の分類や変異を研究,その後実験集団遺伝学の創始者チェトベリコフS.S.Chetverikov(1880‐1959)などの影響を受けて遺伝学に興味を抱く。1927年アメリカの遺伝学者T.H.モーガンの研究室に留学,そのままアメリカにとどまり,やがて帰化。ショウジョウバエの集団遺伝学をアメリカに根づかせ,幅広い研究を行ったが,中でも自然集団に多数の染色体逆位や致死遺伝子が含まれていることを発見して,その維持機構を調べた研究,性的隔離による種分化の実験的研究などが有名である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドブジャンスキー
どぶじゃんすきー
Theodosius Dobzhansky
(1900―1975)

ロシア生まれのアメリカの遺伝学者。キエフ大学を1921年に卒業し、レニングラード大学の講師を務め、1927年アメリカに渡り、1937年に帰化した。T・H・モーガンに師事し、カリフォルニア工科大学教授(1936)を経て、コロンビア大学教授(1940)となる。ショウジョウバエを材料に遺伝学的研究を行い、生物の進化に染色体異常が大きく働いていることを指摘し、名著『遺伝学と種の起原』(1937年、第3版1951年)を出版した。この著は、集団遺伝学の理論をもって実験データを分析し、進化機構に迫る最初の試みとして多くの人々に読まれた。ウスグロショウジョウバエの染色体多型の研究はとくに有名で、この研究から、自然集団における多型の保有機構に関して平衡仮説を提唱し、マラーの古典仮説と激しく対立した。[田島弥太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のドブジャンスキーの言及

【隔離】より


[隔離機構]
 1930年以後遺伝学,とくに集団遺伝学の発展につれ,生物進化を種内変異の発生,分化,変種,地方品種の形成などの漸進的な小進化の蓄積としてとらえ,進化の過程を遺伝学的に説明することが可能となった。隔離についても,進化の過程で隔離を引き起こす要因(隔離機構)が問題とされるようになった(ドブジャンスキーT.Dobzhansky,1937)。隔離機構はドブジャンスキーやその他の人の考えを総合して列挙すると次のようになる。…

【隔離】より


[隔離機構]
 1930年以後遺伝学,とくに集団遺伝学の発展につれ,生物進化を種内変異の発生,分化,変種,地方品種の形成などの漸進的な小進化の蓄積としてとらえ,進化の過程を遺伝学的に説明することが可能となった。隔離についても,進化の過程で隔離を引き起こす要因(隔離機構)が問題とされるようになった(ドブジャンスキーT.Dobzhansky,1937)。隔離機構はドブジャンスキーやその他の人の考えを総合して列挙すると次のようになる。…

※「ドブジャンスキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ドブジャンスキーの関連キーワードアメリカの学者アメリカの声木村資生駒井卓シンプソンベートソンアメリカの夢アメリカの影市川定夫太田朋子

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone