日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナット(部品)」の意味・わかりやすい解説 ナット(部品)なっとnut 一般に締め付け用としてもっとも多く用いられているボルトの雄(お)ねじと組み合わせて使用される部品で、重要な機械要素の一つ。普通、外形は六角形のものが多いが、四角形その他の異形品もある。ナットの内側に雌(め)ねじが切ってある。上面に回り止め用の割りピンの入る溝の切ったものを溝付きナット、翼形のつまみのついているものを蝶(ちょう)ナットという。また、袋ナットといってねじ穴が貫通していないものもある。ボルトと同様、種類と呼び径の組合せに対応して、等級A、B、Cが定められている。[中山秀太郎・清水伸二][参照項目] | ねじ | ボルト ナットのおもな種類 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例