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ネオジム neodymium

翻訳|neodymium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネオジム
neodymium

元素記号 Nd原子番号 60,原子量 144.24。周期表3族,希土類元素ランタノイド元素の1つ。主要鉱石はセル石,モナズ石,ガドリン石などであるが,常にほかの希土類元素を随伴する。地殻平均含有量 28ppm,海水中の含有量 0.009 μg/l 。 1885年オーストリアの化学者 C.ウェルスバハがかつて元素と考えられていた物質ジジムからプラセオジムとネオジムを分離,同定した。単体は銀白色の金属で,融点 1024℃,比重 7.004。酸に可溶,酸化数3の化合物が普通である。塩類は固体,溶液とも赤紫色。ネオジムガラス,ミッシュメタルの製造などに用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

ネオジム

元素記号はNd。原子番号60,原子量144.242。密度7.007,融点1021℃,沸点3068℃。希土類元素の一つ。主要鉱石はモナズ石。1885年K.V.ウェルスバハが発見。
→関連項目レアアース

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世界大百科事典 第2版の解説

ネオジム【neodymium】

周期表元素記号=Nd 原子番号=60原子量=144.24±3地殻中の存在度=28ppm(28位)安定核種存在比 142Nd=27.13%,143Nd=12.20%,144Nd=23.87%,145Nd=8.30%,146Nd=17.18%,148Nd=5.72%,150Nd=5.60%融点=1024℃ 沸点=3027℃比重=6.80(六方),7.004(立法)電子配置=[Xe]4f45d06s2 おもな酸化数=III周期表第IIIA族,希土類元素に属するランタノイド元素の一つ。

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大辞林 第三版の解説

ネオジム【Neodym】

ランタノイドの一。元素記号 Nd  原子番号60。原子量144.2。銀白色の金属。属性・延性に富む。空気にふれると酸化されて青白色になる。レーザーに用いられるほか、酸化物はブラウン管ガラスに添加してテレビ画面のコントラストを上げるのに用いる。ネオジウム。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネオジム
ねおじむ
neodymium

周期表第3族に属し、希土類元素の一つ。1885年オーストリアのウェルスバハは、それまで元素と考えられていたジジムdidymを二つの成分に分けることに成功し、その一つをギリシア語のneos(新しい)とdidymos(双子)からネオジジムと名付け、のちにネオジムとなった(他の一つはプラセオジム)。おもな鉱石はセル石、モナズ石などである。無水塩化物を融解塩電解するか、アルカリ金属で還元して銀白色の金属が得られる。展性、延性がある。空気中室温で表面は酸化被膜で覆われる。ハロゲンと直接化合し、水には徐々に、熱水や酸には水素を発して溶ける。化合物は普通、酸化数で、多くは赤色または紫色を呈する。用途はガラスの着色剤やレーザーの活性剤などである。[守永健一・中原勝儼]

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世界大百科事典内のネオジムの言及

【ウェルスバハ】より

…1880‐82年ハイデルベルクのR.W.ブンゼンのもとで希土類元素の研究を始め,生涯その研究に没頭した。希土類のジジムは2種の元素の混合物と予想されていたが,85年彼はその分離に成功し,プラセオジムとネオジムと命名した。1907年にはG.ユルバンと独立にイッテルビウムとルテチウムとを分離した。…

※「ネオジム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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