出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の工業都市。人口20万3200(2000)。ドルトムント南方約20キロメートル、ライン板岩山地の北縁、ルール川中流左岸の支流合流点に位置し、谷に沿う南北と東西の交通路の結節点にあたる。ルール工業地帯東南縁の都市で、重要な工業は鉄鋼、軽金属、蓄電池、製紙、菓子などであり、マルク地方発電所もある。中世末までは小集落であったが、17世紀にプロイセン領となってその重商主義により鉄加工業が発達し、1746年に市となる。19世紀後半以来ルール工業地帯の発達とともに多数の工場がここに集まり、また交通の中心ともなった。第二次世界大戦で被害を受けたが、戦後復興の過程で、無秩序に発達した市街中心部の整備、文化・社会施設の充実、公園の新設などが進んだ。
[齋藤光格]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
… 《ニーベルンゲンの歌》では,ジークフリートはあるときニーベルンゲン族を倒して莫大な宝の所有者となり,宝番のアルプリヒからは〈隠れ蓑〉を奪ったこと,さらに彼がかつて竜を退治した際にその返り血を浴びて全身が角質となり,不死身となったことなどが語られる。実は彼の背中には一枚の木の葉のために血を浴びなかった所があり,そこが弱点となって後にブルグント王グンテルGuntherの重臣ハーゲンHagenに刺し殺されることになる。隠れ蓑はグンテルのブリュンヒルト求婚の際に役に立ち,ニーベルンゲン族の宝は争いのもととなる。…
… ネーデルラントの王子ジークフリートは,ブルグント王グンテルGuntherのブリュンヒルトBrynhild(ブリュンヒルデ,ブルンヒルデ)との結婚を〈隠れ蓑〉の力を用いて助け,代りにその妹クリームヒルトとの結婚を許される。この2人の妃たちが夫の地位の上下を言い争った際に,ブリュンヒルトはクリームヒルトから結婚のトリックを知らされ,その恥辱ゆえにジークフリート殺害を企て,グンテル王の重臣ハーゲンHagenがジークフリートを殺す。そしてジークフリートがかつてニーベルンゲン族から奪った宝はラインの底に沈められる。…
… 《ニーベルンゲンの歌》では,ジークフリートはあるときニーベルンゲン族を倒して莫大な宝の所有者となり,宝番のアルプリヒからは〈隠れ蓑〉を奪ったこと,さらに彼がかつて竜を退治した際にその返り血を浴びて全身が角質となり,不死身となったことなどが語られる。実は彼の背中には一枚の木の葉のために血を浴びなかった所があり,そこが弱点となって後にブルグント王グンテルGuntherの重臣ハーゲンHagenに刺し殺されることになる。隠れ蓑はグンテルのブリュンヒルト求婚の際に役に立ち,ニーベルンゲン族の宝は争いのもととなる。…
… ネーデルラントの王子ジークフリートは,ブルグント王グンテルGuntherのブリュンヒルトBrynhild(ブリュンヒルデ,ブルンヒルデ)との結婚を〈隠れ蓑〉の力を用いて助け,代りにその妹クリームヒルトとの結婚を許される。この2人の妃たちが夫の地位の上下を言い争った際に,ブリュンヒルトはクリームヒルトから結婚のトリックを知らされ,その恥辱ゆえにジークフリート殺害を企て,グンテル王の重臣ハーゲンHagenがジークフリートを殺す。そしてジークフリートがかつてニーベルンゲン族から奪った宝はラインの底に沈められる。…
※「ハーゲン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新