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ヒミズ Urotrichus talpoides; Japanese shrew mole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒミズ
Urotrichus talpoides; Japanese shrew mole

食虫目モグラ科。体長9~11cm,尾長 2.5~4cm。眼は外部に開かず,耳介がなく,尾が短いところはモグラに似るが,モグラより体は小さく,四肢も小さい。体色は黒または暗褐色。平地から標高 2000mぐらいまでの森林,草原,畑地やそれらの縁などに生息する。普通,地下に穴を掘って生活するが,ネズミの穴などを借りて使用していることもある。日夜活動し,日中でも登山道などで見かけることがある。食物はジムカデ,カタツムリ昆虫類など。1産3子ぐらい。日本固有種で,北海道,屋久島以南,伊豆七島を除き,日本に分布する。

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百科事典マイペディアの解説

ヒミズ

ヒミズモグラとも。食虫目モグラ科の哺乳(ほにゅう)類。体長9〜10cm,尾3〜4cm。体毛はビロード状で黒または暗褐色。日本特産で本州,四国,九州,対馬,隠岐などに分布。おもに低地〜低山の森林にすみ,ミミズ,昆虫,クモなどのほか穀類,幼根なども食べる。地下に浅いトンネルを掘って半地下性の生活を行う。1腹3〜4子。近縁種に,同じく日本特産でやや小さいヒメヒミズ(体長7〜8cm)がある。

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デジタル大辞泉プラスの解説

ヒミズ

2012年公開の日本映画。英題《Himizu》。監督・脚本:園子温、原作:古谷実。出演:染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研ほか。ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(染谷将太、二階堂ふみ)受賞。

ヒミズ

古谷実による漫画作品。母が蒸発し、自分を虐待する父を殺して天涯孤独の身となった少年を主人公に、人間の闇の部分を見せつけるサスペンスホラー。『週刊ヤングマガジン』2001年~2003年に連載。講談社ヤンマガKC全4巻。2012年園子温監督による実写映画が公開された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒミズ
ひみず / 日不見
Japanese shrew mole
[学]Urotrichus talpoides

哺乳(ほにゅう)綱食虫目モグラ科の動物。同科ヒミズ亜科ヒミズ属に含まれる日本特産種で、ヒミズモグラともいう。本州、四国、九州、五島(ごとう)列島、隠岐(おき)諸島、対馬(つしま)に分布する。頭胴長9~10.5センチメートルでモグラより小さく、尾は長い。しかし、尾は近縁のヒメヒミズよりは短く、長毛が生え、バット状。毛は黒色に近く、光沢がある。門歯の先端がとがり、へら状のヒメヒミズとは異なる。歯式は

で合計36本。山地の森林およびその周辺に多く、半地下性で浅いトンネルを掘ってすみ、ミミズや昆虫を食べる。1産2~6子。[阿部 永]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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