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ヒメマス(姫鱒) ヒメマス kokanee salmon

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒメマス【ヒメマス(姫鱒) kokanee salmon】

サケ目サケ科の魚。ベニザケの陸封型。原産地北海道の阿寒湖と網走川上流のチミケップ湖である。1894年に支笏湖に移殖され,アイヌ語カパチェッポ(薄い魚。ヤマベに比べると扁平なので)と呼ばれ,1908年に姫鱒の名が北海道庁の森脇幾茂により与えられた。支笏湖よりさらに日本各地へ移殖され,和井内貞行(1858‐1922)による十和田湖への移殖の話は有名である。体背部は灰青色,腹部は銀白色で,産卵期には雌雄とも緑褐色と朱紅色の婚姻色を体側の中央部のみに現す。

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世界大百科事典内のヒメマス(姫鱒)の言及

【ベニザケ(紅鮭)】より

…サケ目サケ科の魚(イラスト)。ベニマスともいう。陸封型にヒメマスがいる。北アメリカのサクラメント川から,アラスカ,カムチャツカ,北海道東岸に至る北太平洋沿岸水域に遡上(そじよう)する。外洋に生息するときには銀白色であるが,産卵期になると紅色の婚姻色を呈する。雌は雄に比べてやや暗色を帯びる。雄は上下両あごが著しく突出し,かぎ形に曲がる。日本では,アメリカから受精卵を移殖した十勝川にわずかと,支笏湖からヒメマス卵を移殖した西別川に数千匹遡上している。…

※「ヒメマス(姫鱒)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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