アメリカ合衆国モンタナ州南西部の鉱山都市。人口3万4606(2000)。標高約1760mの山地に位置し,合衆国有数の銅鉱山がある。1864年の砂金につづいて,銀,銅が発見され,80年代以降アナコンダ銅鉱山会社による銅採掘を中心に鉱山都市として発展。19世紀末までは国内生産の約1/2を占めた。1880年から1963年までの84年間に銅715万t,亜鉛213万t,鉛37万t,金69.9t,銀10万4800t,粗鉱にして約3億2000万tを産出した。
白亜紀末の花コウセン緑岩とこれをつらぬく石英斑岩,流紋岩から成る岩体中にある斑岩銅鉱床で,花コウセン緑岩ないし石英モンゾナイト中に網状脈が発達している。3.2km×6.4kmの範囲にあり,中心部に輝銅鉱,中間は斑銅鉱,外帯はセン亜鉛鉱,さらにその外周にマンガンの鉱床が存在する帯状構造を示す。坑内採掘を中心に稼行されてきたが,近年,露天採掘が主力となっていた。1982年には銅品位0.8~1.0%程度,日産4万4000tの生産を行った。その後アナコンダ社は衰退し,ビュート鉱山の各鉱床はほぼ採掘を終了し,今日ではわずかに地元の企業が残存鉱石を露天掘りで採掘している。
執筆者:山口 梅太郎
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アメリカ合衆国、モンタナ州南西部の鉱山都市。標高1760メートルのロッキー山脈西斜面に位置する。人口3万4606(2000)。周囲に多くの良質の鉱床を有する鉱業の町で、中心となる銅のほか亜鉛、銀、金、鉛、マンガンなどの採掘・製錬が盛んである。1864年、金鉱脈の発見によって町が建設され、79年より市制が施行された。1880年代に銅の採掘が始まり、アナコンダ製銅会社も設立されたが、1940年以来採掘量が減少している。市域にはモンタナ鉱石科学技術大学があり、鉱業博物館の所在地でもある。
[作野和世]
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