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ベンゼンスルホン酸 ベンゼンスルホンさんbenzenesulfonic acid

5件 の用語解説(ベンゼンスルホン酸の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベンゼンスルホン酸
ベンゼンスルホンさん
benzenesulfonic acid

化学式 C6H5SO3H・1.5H2O 。融点 43~44℃,無色板状晶。ベンゼン発煙硫酸から合成される。水,アルコールに可溶。水溶液は強い酸性を示す。アルカリ融解によってフェノールが合成される。

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デジタル大辞泉の解説

ベンゼンスルホン‐さん【ベンゼンスルホン酸】

benzenesulfonic acid》代表的なスルホン酸ベンゼン濃硫酸と熱して得られる無色の結晶。潮解性があり、水・エタノールに溶ける。アルカリ融解するとフェノールが得られる。芳香族化合物の合成原料。化学式C6H5SO3H

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世界大百科事典 第2版の解説

ベンゼンスルホンさん【ベンゼンスルホン酸 benzenesulfonic acid】

最も簡単な芳香族スルホン酸。融点50~51℃の無色の結晶であるが,潮解性が強く,通常は融点44℃の2水和物として取り扱われる。酸解離指数pKa(25℃)=0.70。水,エチルアルコールに溶けるが,ベンゼンには溶けにくい。ベンゼンを発煙硫酸によってスルホン化すると得られる。クロロスルホン酸Cl-SO3Hを用いてスルホン化を行うこともできる。ナトリウム塩を水酸化ナトリウムNaOHとともに融解すると-SO3Naが-ONaで置換され,さらにこれを酸化するとフェノールC6H5-OHが生成する。

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大辞林 第三版の解説

ベンゼンスルホンさん【ベンゼンスルホン酸】

ベンゼンを発煙硫酸でスルホン化して得られる化合物。化学式 C6H5SO3H ナトリウム塩のアルカリ融解でフェノールを生じるので、有機合成の中間体として広く利用される。皮膚・目に対して刺激性がある。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベンゼンスルホン酸
べんぜんするほんさん
benzenesulfonic acid

芳香族スルホン酸を代表する化合物。無色の結晶。ベンゼンに発煙硫酸を作用させて得られる。二水和物の融点は43~44℃。潮解性があり、保存しにくいため、普通は塩の形で保存する。水、エタノールエチルアルコール)にはよく溶ける。ナトリウム塩を水酸化ナトリウムとともに融解し、酸で処理するとフェノールが得られる(フェノールの工業的製法の一つ)。五塩化リンの作用で塩化ベンゼンスルホニルC6H5SO2Clを、塩酸と加圧下で加熱するとベンゼンを生じる。[務台 潔]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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