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ベーン ベーンBehn, Aphra

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベーン
ベーン
Behn, Aphra

[生]1640頃
[没]1689.4.16. ロンドン
イギリスの劇作家,小説家。夫の死後,文筆活動を始め,イギリス最初の女性職業作家となった。『強制結婚』 The Forced Marriage (1670) ,『漂泊者』 The Rover (2部,77,81) など,王政復古期特有の猥雑な喜劇を発表。

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ベーン
ベーン
Vane, Sir Henry

[生]1589.2.18. ケント,ハドロー
[没]1655.5. ロンドン
イギリスの政治家。国王チャールズ1世の信任を得て,1630年枢密顧問官,40年国務大臣。初めは王と議会の調停に努めたが,41年ストラッフォード (伯) の弾劾に加わり,解職されると議会派に投じ,53年護国卿の議会にも選出された。

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ベーン
ベーン
Vane, Sir Henry

[生]1613.5.26. エセックス
[没]1662.6.14. ロンドン
イギリスの政治家。同名の H.ベーンの長男。清教徒で,1635年ニューイングランドに渡り,37年帰国。 39年海軍財務官。 40年短期議会長期議会の議員に選出され,ストラッフォード (伯) の弾劾を支持し,スコットランドとの同盟交渉にあたり,J.ピムの死後,彼に代って議会派の指導者として活躍。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ベーン【Aphra Behn】

1640‐89
イギリスの女性劇作家,小説家。オランダ人の商人と結婚したが,まもなく死別し,生計の糧を求めて文筆生活に入り,文壇で名を成した。小説は筋の構成が巧みで,描写が写実的で読者に迫るものがあり,デフォーの手法に比べられる。代表作《オルーノーコー》(1688)は,奴隷問題を扱ったもので,子どものとき数年を過ごした南アメリカスリナムでの滞在経験が素材となっている。【河村 貞枝】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベーン
べーん
Aphra Behn
(1640―1689)

イギリスの女流劇作家、物語作家。幼少のころ南米スリナムや西インド諸島で育ち、長じてイギリスで商人と結婚。スパイになったり、借金で投獄されるなど多彩な経験を経て、イギリス最初の職業的女流作家となる。劇作では『漂泊者』(1677)、長編物語では『オルーノコ』(1688)が知られる。後者は、奴隷となったアフリカ王子「高貴な野蛮人」の物語。[榎本 太]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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