デジタル大辞泉 「ペラ」の意味・読み・例文・類語
ペラ(Pella/Πέλλα)
⇒タバカットファハル
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
マケドニア王国の首都。エーゲ海北西端のテッサロニキ北西約40キロメートル、ローディアス川の河畔にある。紀元前5世紀アルケラオスがここに都を置いて以後、前168年ローマ帝国に征服されるまで栄えた。マケドニアは前4世紀フィリッポス2世のもとで軍事的統一国家を形成する。このあと、この地で生まれたアレクサンドロス3世(大王)の治世に至るに及んで、ここは当時、世界でもっとも活力に満ちた都市となった。
[鈴木忠司]
…随筆家,成島柳北の漢詩の草稿は15字12行で,和紙に木版刷りであった。《高橋是清自伝》によると,1872年(明治5)には,大蔵省で〈ペラ〉(20字10行の原稿用紙)が使われており,20字20行のものもあったらしい。樋口一葉は,明治20年代に,縦罫紙に横線を引いた手製のものと,さまざまな字詰めの市販品を使っていた。…
…モザイクの技法による具象的な絵画が描かれるようになるのは,ヘレニズム時代と考えられる。マケドニア北方のペラ出土の舗床モザイク(前4世紀末)では,白・黒・茶色など数色の小石により,狩猟場面や神話主題などが表されている。イタリアのポンペイからは多くのモザイク画が発見されているが,なかでも有名な《イッソスの戦》のモザイク壁画(前2世紀後半)は,ヘレニズム時代のフレスコのコピーといわれ,細緻でイリュージョニスティックな表現が見られる。…
※「ペラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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