ホウ(硼)酸(読み)ほうさん

百科事典マイペディア「ホウ(硼)酸」の解説

ホウ(硼)酸【ほうさん】

酸化ホウ素(無水ホウ酸)B2O3の水和した形の酸の総称。オルトホウ酸H3BO3は比重1.48,融点170.9℃。無色鱗片状の光沢ある結晶で単にホウ酸ということもある。硬度3。水に溶けて弱酸性を示し,弱い殺菌作用がある。固体を熱すると100℃でメタホウ酸HBO2,140℃で四ホウ酸H2B4O7,300℃でガラス状の酸化ホウ素B2O3となる。ガラス,陶磁器うわぐすり,琺瑯(ほうろう),顔料染料などの原料,医薬品,防腐剤として使用。天然には火山地方などの地下から噴出した水に含まれることがある。ホウ砂硫酸とからつくる。
→関連項目ホウ(硼)酸軟膏

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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