コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ボルガ・ドン運河 ボルガドンうんが

2件 の用語解説(ボルガ・ドン運河の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ボルガ・ドン運河【ボルガドンうんが】

ロシア,ボルガ川とドン川を結ぶ運河。全長101km。1952年完成。閘門(こうもん)13,ポンプステーション3,堰堤(えんてい)13。ボルガ川からの入口はボルゴグラード南部で,ツィムリャンスク湖を経てドン川に連絡する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボルガ・ドン運河
ぼるがどんうんが
Волго‐Донской Судоходный Канал Volgo-Donskoy Sudohodny Kanal

ロシア連邦南部にある内陸運河カスピ海に注ぐボルガ川とアゾフ海に注ぐドン川は、ボルゴグラード付近で直線距離で約50キロメートルにまで近づくため、この両川を結んで開削された。延長101キロメートル。ボルガ川に臨むクラスノアルメイスクより9か所の閘門(こうもん)によって88メートル登ったのち、4個の閘門によって44メートル下り、ドン川に臨むカラチ・ナ・ドヌーで巨大な人造湖ツィムリャンスコエ貯水池に入る。1948年に起工し、1952年に完成した。運河の水は灌漑(かんがい)用水、発電用水としても用いられ、総発電容量は16万キロワットに達する。この運河の可能性と重要性は、この地方がトルコ領であった16世紀にすでに論じられており、ピョートル大帝がトルコを駆逐してロシアの版図をアゾフ海にまで拡大したときも計画された事実がある。この運河の完成によって、黒海・アゾフ海とカスピ海が結ばれ、さらにボルガ・バルト水路によって、北方のバルト海との間の小型船交通が可能となった。ロシアの内陸水路網のなかでも、経済的にきわめて重要な水路である。[青木栄一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ボルガ・ドン運河の関連キーワードエリー運河利根運河ドン川ミディ運河ラージンボルガボルガドン運河ボルガの舟唄

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone