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ボンヌ図法 ボンヌずほう Bonne's projection

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボンヌ図法
ボンヌずほう
Bonne's projection

1752年にフランスの R.ボンヌ (1727~95) が発表した地図投影法の一つで,正積擬円錐図法の一種。緯線は一定点を中心とする同心円標準緯線の半径を地球上のこの緯線と接する接円錐の母線の長さにとる。

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デジタル大辞泉の解説

ボンヌ‐ずほう〔‐ヅハフ〕【ボンヌ図法】

地図投影法のうちの正積図法の一。円錐図法中央経線だけを直線で残し、その他は曲線で、緯線はすべて等間隔の同心円の弧となる。中緯度地方の地図に用いる。1752年にフランスの地理学者ボンヌ(R.Bonne)が考案。

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百科事典マイペディアの解説

ボンヌ図法【ボンヌずほう】

地図投影法のうちの正積図法の一つ。18世紀末にフランスのボンヌRigobert Bonneが考案。円錐図法を改良したもので,地図をつくろうとする地域のまん中の中央子午線を直線で描き,それを同緯度差ごとに正しく区切り,緯度Φの同緯線は中心を中央子午線においた半径r=R cot Φ(Rは地球半径)の円で描く。
→関連項目正積図法

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大辞林 第三版の解説

ボンヌずほう【ボンヌ図法】

地図投影法の一。フランスのボンヌ(R. Bonne)が1752年に考案した正積図法。緯度は同心円の弧で、中央経線が直線。円錐図法の中央経線以外を曲線に変形したもので、図の外縁部および極付近が歪む。中緯度地域の描写に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボンヌ図法
ぼんぬずほう
Bonne's projectionMercator-Bonne projection

地図投影の一種。正積図法となる擬円錐(ぎえんすい)図法。中央経線を直線で表し、標準緯線は特定の標準緯度で地球上の緯線に接する直円錐の母線長を半径とし、中央経線上に中心を置く円弧とする。そのほかの緯線は標準緯線と同心の円弧で、中央経線上の経線の間隔が正しい距離で表される正距となるように半径を決めたものとする。緯線ごとにその上で正距となるようにした点を連ねる曲線を、そのほかの経線とする。以上から、すべての経線は標準緯線にだけ直交する。地図投影のひずみが等しい点を連ねた等ひずみ線はひずみのない中央経線と標準緯線とを広義の漸近線(漸近線の定義を拡大し、直線の中央経線と曲線の標準緯線に限りなく近づくこと)とする双曲線となる。標準緯線の緯度が0度の場合はサンソン図法になり、90度の場合の世界全図の形状はハート形となり、ハート形図法またはベルネル図法という。『プトレマイオス地理学』で述べられているプトレマイオス第2図法(トレミー第2図法ともいう)を原型とし、地域図に用いられるようになった。その数学理論をフランスのボンヌRigobert Bonne(1727―95)が完成し、1752年にフランス沿岸海図帳に積極的に用いてから、この図法名が定着した。カッシーニ家によるフランス地形図の作成事業のあとから、ボンヌ図法はフランスの旧版地形図に用いられた。[金澤 敬]

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世界大百科事典内のボンヌ図法の言及

【地図】より

…このうち世界全図を描く場合によく用いられる図法は,サンソン図法,モルワイデ図法,ハンメル図法,エッケルト第4図法,同第6図法などである(図2)。地球の一部(大陸や日本とその周辺など)を表示する場合には,ランベルト正積円錐図法,同正積方位図法,ボンヌ図法などがよく用いられる。正角図法の地図は,地図の任意の地点で角(方位角)が正しく表示されるので,航海,航空などの目的の地図にはつごうがよい。…

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