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マキアベリズム Machiavellism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マキアベリズム
Machiavellism

N.マキアベリの思想そのものでなく,目的のためには手段を選ばず,また反道徳的な行為でも結果がよければ正当化されるとする権謀術数をさす。マキアベリは『君主論』のなかで,イタリアの統一のために君主に対し種々の政治技術を建策した。これが後年政治家たちによって利用され,マキアベリズムの言葉が生れた。

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百科事典マイペディアの解説

マキアベリズム

目的のためには手段を選ばず,権謀術数をたくましくする政治上の行動様式や主義。マキアベリが《君主論》(1532年)の中で,〈君主は獅子のごとくたけだけしく,狐のごとく狡猾(こうかつ)〉でなければならぬと説いたことに始まり,C.ボルジアがその典型とされる。
→関連項目君主論パワー・ポリティクス

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世界大百科事典 第2版の解説

マキアベリズム【Machiavellism】

目的を達成するためには非道徳的な手段をも是認する権謀術数をいう。これがマキアベリズムと呼ばれるのは,マキアベリがその著《君主論》の中でこうした主張をなしたからと考えられている。たとえば彼は,信義に厚く,気まえがよく,慈悲深いという君主のあるべき姿を認めつつ,現実にはそうした行動をとる君主は邪悪な人間が多い中では没落するであろうといい,場合によっては約束を踏みにじり,〈けち〉に徹し,冷酷であることが是非とも必要であると述べた。

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