コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マズダク教 マズダクきょう

2件 の用語解説(マズダク教の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

マズダク教【マズダクきょう】

ササン朝時代にマズダクMazdakが興した宗教。婦女子・財産の共有,肉食の禁止などを説き,ゾロアスター教やマニ教との類似点が見られるカワード1世(在位488年―531年)治下に教勢を伸ばしたが,治世末期には徹底的な弾圧を受けた。
→関連項目ミトラス教

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

マズダクきょう【マズダク教】

婦女子・財産の共有,肉食の禁止などを主張したササン朝期のイランの宗教で,社会改革者マズダクMazdak(5~6世紀)の教説。その詳細を復原することは,資料の不足のために不可能である。今なお,マズダクの運動を,まず社会改革運動とする立場と,本来は当時の正統ゾロアスター教に対する宗教改革運動であって,社会的なものは副次的とする見解の対立がある。その教説は,北方よりのエフタル族の侵入と飢饉で混乱する当時の社会情勢を背景に,急速に人心をつかみ,国王カワード1世(在位488‐496,499‐531)が,貴族,高級聖職者階級の権勢を制する意図もあってその信奉者となったことから,さらに王宮内にも勢力を拡大した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のマズダク教の言及

【ホッラム教】より

マズダク教と過激シーア派思想との混交によって生じたイランの反アラブ・反政府的性格の強い異端の宗教。アラビア語史料はホッラミーヤKhurramīyaまたはホッラムディーニーヤKhurramdīnīyaの名で,マズダク教そのものを意味することもある。…

※「マズダク教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

マズダク教の関連キーワード相続普通財産村入り差押禁止財産タフトハートレー法肉食動物婦女子禁止法非弁活動差し押さえ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone