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マラカス maracas

百科事典マイペディアの解説

マラカス

ラテン・アメリカのラットル(がらがら)。ウリ科植物の果実に穴をあけ中身を取り出して乾燥させ,中に種を入れ戻し,柄をつけて穴をふさいだもの。通常,左右の手に1個ずつ持ち振って鳴らす。直径10cm前後の球形に近く,柄の長さ15cmくらい。ルンバなど踊りを中心としたラテン・アメリカ音楽に欠かせないリズム楽器。現代では合成樹脂などで大量生産されているが,自然のものよりリズムの歯切れが悪く音質も落ちる。
→関連項目スチール・ドラムセガ打楽器ターラブ

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世界大百科事典 第2版の解説

マラカス【maracas】

体鳴楽器の一種。ウリ科植物の果実に孔をあけ中身を乾燥させて空にし,その中に種を入れ戻し,柄をつけて穴をふさいだもの。左右の手に1個ずつ持ち振って鳴らす。形状は球形に近く,直径10cm前後,柄の長さ15cmくらい。ルンバなど踊りを中心とした中南米音楽に欠かせない代表的なリズム楽器の一つで,女性のシンボルともいわれている。現代では合成樹脂などで大量生産されているが,自然のものよりリズムの歯切れが悪く音質も落ちる。

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大辞林 第三版の解説

マラカス【maracas】

ラテン-アメリカ音楽のリズム楽器。ウリ科のマラカの果実をくりぬいて干し、中に干した種子を入れたもの。高音と低音の二個一組みで用い、振って音を出す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マラカス
まらかす
maracas

振って発音する体鳴楽器。がらがらの一種。球形または卵形のウリ科植物の果実を乾燥させて中身をくりぬき、その中に乾燥させた種子を封入して柄(え)を取り付けたもの。名称はウリ科の果実マラカに由来する。通常、両手に1本ずつ持って演奏するため、マラカスと複数形で呼び習わされ、ラテンアメリカ音楽ではリズム楽器として欠かせない存在となっている。現代では、木、金属、合成樹脂などの容器にビーズや金属の粒を封入したものも普及しているが、果実のものより音質は劣る。また、容器の外側にビーズの網をかぶせた形態のものもある。[藤田隆則]

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