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モルッカ諸島 モルッカショトウ

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デジタル大辞泉の解説

モルッカ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【モルッカ諸島】

Moluccas》インドネシア北東部、スラウェシ島の東にある諸島。ハルマヘラ島セラム島ブル島アンボン島ウェタル島などの島々からなる。香料の産地。香料諸島ともよばれ、17、8世紀にはその貿易をオランダが独占した。マルク諸島

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大辞林 第三版の解説

モルッカしょとう【モルッカ諸島】

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モルッカ諸島
モルッカしょとう

マルク諸島」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モルッカ諸島
もるっかしょとう
Moluccas

インドネシア東部、スラウェシ島西イリアンニューギニア島西部)との間に散在する諸島。現地名はマルクMaluku諸島。香料を特産とするため歴史的には香料諸島Spice Islandsとして知られる。ハルマヘラ、セラム、ブルの三大島をはじめ、スラ、バチャン、オビ、バンダの各諸島およびアンボン、テルナテ、ティドールなど、小島ではあるが重要な島々を含む。面積7万4505平方キロメートル、人口約234万1500(2001推計)、行政上はマルク州を構成する。構造的にはテチス環太平洋両造山帯の会合点にあたり、地盤変動が激しかった所で、多くの火山活動を伴う。気候は高温多湿で、密林に覆われる島が多い。香料はアンボン島チョウジ、バンダ島、テルナテ島ニクズクが有名で、17~18世紀にはオランダがその貿易を独占した。香料貿易は現在は衰え、諸島は一般に後進地域となったが、近年は石油、林産その他資源の開発が進められている。住民はマレー系、パプア系の混住で、テルナテ、ティドール両島はイスラム教の布教に伴い富裕なスルタン王国が発展し、現在も人口密度が高い。中心都市はアンボン島のアンボンである。[別技篤彦]

歴史

モルッカ諸島の名称は、漢文史料にも(文老古、美洛居などと)散見するが、歴史が明らかになるのは1512年にポルトガル人アントニオ・デ・アブレウが、同諸島を訪れてからである。当時モルッカ諸島ではテルナテ王国とティドール王国が対立し、またすでにイスラムが信仰されていた。1522年ポルトガルのマジェランの世界周航船隊がテルナテ島を訪れ、これを契機に同年同地に要塞(ようさい)を建設し、スペインは26年にティドール島に要塞を建設した。29年に結ばれたサラゴサ条約でモルッカ諸島の領有はポルトガルのものとされたが、テルナテ、ティドール両王国もポルトガルの支配に抵抗し、1570年にポルトガルはテルナテの要塞を失った。1598年オランダ船隊がモルッカ諸島に到着し、1605年にはオランダ東インド会社がティドールの要塞を占領した。1606年スペインはテルナテ、ティドール両島を一時占領したが、オランダ東インド会社は06年から07年にかけて奪回し、モルッカ諸島を支配下に置いた。テルナテ王国は1638年、ティドール王国も1784年にオランダ東インド会社の領土となった。[生田 滋]

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