ローズヴェルト(セオドア)(英語表記)Theodore Roosevelt

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

ローズヴェルト(セオドア)
Theodore Roosevelt

1858~1919

アメリカの政治家,第26代大統領(在任1901~09)。革新派の共和党員,ニューヨーク州知事をへて,副大統領よりマッキンリー暗殺で大統領に昇格内政ではトラスト規制,労資関係調停,自然保全政策などプログレッシヴィズム(革新主義)改革政策を推進,対外面ではパナマ運河地峡の獲得,中南米への内政干渉権の主張など帝国主義的棍棒(こんぼう)政策を実施。1912年大統領選挙では革新党から改革的綱領を掲げて出馬したが敗北

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旺文社世界史事典 三訂版 の解説

ローズヴェルト(セオドア)
Theodore Roosevelt

1858〜1919
アメリカの第26代大統領(在任1901〜09)
ニューヨーク州知事をへて,共和党から副大統領に当選,マッキンリー大統領暗殺のあとをうけて大統領に昇任した。内政では独占企業の規正,資源保存政策,鉄道統制,労働対策など“革新主義(自由主義)”にもとづく政策を推進した。外交面ではカリブ海勢力を伸ばしてパナマ運河建設権を獲得するなど帝国主義的な“棍棒外交”を展開するいっぽう,日露戦争・第1次モロッコ事件を調停し,1906年ノーベル平和賞を受けた。

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旺文社日本史事典 三訂版 の解説

ローズヴェルト(セオドア)
Theodore Roosevelt

1858〜1919
アメリカ第26代大統領(在職1901〜09)
共和党出身。太平洋中国問題に関心もち,中国の領土保全門戸開放を主張し,ロシア南下政策を非難。日露戦争では,日本に好意的立場をとり,ポーツマス条約の会議を仲介し,1906年にはノーベル平和賞を受賞した。

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