コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

不安神経症 ふあんしんけいしょうanxiety neurosis

翻訳|anxiety neurosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不安神経症
ふあんしんけいしょう
anxiety neurosis

浮動性不安,予期不安,不安発作を主症状とする神経症。不安発作は症状として動悸,呼吸困難,胸部絞扼感,胸内苦悶,発汗振戦などが急性,発作性に出現する。患者は発作の再現を恐れて外出恐怖,乗物恐怖に陥ることが多い。 S.フロイトは,強迫神経症に比べてより現実的な不満や葛藤があると考えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ふあん‐しんけいしょう〔‐シンケイシヤウ〕【不安神経症】

不安障害

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

不安神経症【ふあんしんけいしょう】

神経症の一種。明白な現実的対象のない漠然とした恐怖などの不安な状態の持続や発作を主徴とする。一般に動悸,呼吸困難,心気症状などを呈し,発作では悪心(おしん),嘔吐(おうと),頻尿(ひんにょう),身体の種々の部位の疼痛(とうつう)などもきたす。
→関連項目外傷性神経症過換気症候群出社拒否症神経質精神身体医学パニック障害マタニティ・ブルー

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

ふあんしんけいしょう【不安神経症】

慢性的な不安感や急激な不安発作などを主症状とする神経症。不安発作では動悸・発汗・呼吸困難などを伴う。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

不安神経症
ふあんしんけいしょう

不安を主症状とする神経症で、神経症のうちもっともよくみられる型である。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の不安神経症の言及

【現実神経症】より

…彼は神経症を現実神経症と精神神経症とに区別したが,小児期からの心理的葛藤ではなく,現実の性的活動が不適切なことによる生理的緊張の集積の結果,自律神経症状や情動障害を呈する一群があると考え,それを現実神経症とした。これには神経衰弱と不安神経症が含まれ,神経衰弱は過剰な性活動のため,不安神経症は性的興奮が十分に発散されないための中毒と考えられ,のちに心気症もこれに加えられた。これに対し,精神神経症には転換ヒステリー,不安ヒステリー,強迫神経症が含まれ,これらは性衝動をめぐる葛藤に起因するものであり,性衝動の発達段階と抑制機制とによって象徴的な症状が形成されると理解された。…

【神経症】より

…(4)神経症には特有の病前性格が認められ,それは情緒的な成熟度が低く,環境に対して欲求不満や葛藤を起こしやすく,それを適切に処理することのできない性格傾向である。
[類型]
 (1)不安神経症 不安,つまり明りょうな対象のない漠然とした恐れを主症状とする。不安は,動悸,呼吸促進,息切れ,胸内苦悶,尿意頻数,冷感,しびれなどの自律神経症状と緊張感や無力感を伴う。…

【精神分析】より

…例外はクラインで,彼女は個人の内的な自己破壊衝動の外界への投影をもっぱら考える〈死の本能〉肯定論者である。 不安神経症という神経症類型を抽出したのはフロイトだが,彼は一貫して不安の問題に取り組んだ。彼は初期には,蓄積された身体的・性的興奮がなんら心的な加工を経ることなく直接に不安に変換されるという病因論を唱えている。…

※「不安神経症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

不安神経症の関連キーワード不安障害(不安神経症/恐怖症)バイオフィードバックマリーゴールドローズマリー神経症性障害引きこもり胃腸神経症加味帰脾湯脱感作療法現実神経症心臓神経症オレガノ眼精疲労恐慌障害ミント不安感竜眼肉人参

不安神経症の関連情報