予防・預防(読み)よぼう

精選版 日本国語大辞典 「予防・預防」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぼう ‥バウ【予防・預防】

〘名〙
災害事故事件が起こらないよう、事前に対策を講じること。
※山陽詩鈔(1833)三・仏郎王歌「君不見何国蔑貪如一レ狼、勇夫重閉貴預防」 〔易経‐既済卦〕
感染または疾患に対して防御すること。運動の奨励、上下水道の完備、衛生思想の普及といった消極的予防と、予防接種病人隔離のような積極的予防がある。
※遁花秘訣(1820)序「是を訳すれば痘瘡流行を預防する真法といへる義なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android