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五代帝王物語 ごだいていおうものがたり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

五代帝王物語
ごだいていおうものがたり

かな書きの時代史。1巻。作者未詳。ある写本に嘉暦2 (1327) 年の奥書があるから,鎌倉時代末期の成立であろうと思われる。後堀河天皇即位の貞応1 (1222) 年から後嵯峨法皇崩御の文永9 (72) 年まで,5代にわたる天皇の治績と貴族社会を描いた小史である。

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百科事典マイペディアの解説

五代帝王物語【ごだいていおうものがたり】

鎌倉末期の仮名文歴史物語。14世紀初めの成立。扱う時代は《六代勝事記》を継ぎ,後堀河,四条,後嵯峨,後深草,亀山の5代の天皇の52年間を描くが,その大半は後嵯峨天皇の治世に割かれている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ごだいていおうものがたり【五代帝王物語】

鎌倉中期の朝廷の歴史書。1巻。かな書き編年体。14世紀前期の成立。著者未詳。承久3年(1221)後堀河天皇の即位から,文永9年(1272)後嵯峨法皇の死去後100ヵ日仏事まで,後堀河,四条,後嵯峨,後深草,亀山の5代の天皇の時代を扱う。文学的な虚構もなく,エピソードをまじえた記録で,著者の評論もない。《増鏡》の一部分と同じ時代を扱っているが関係はない。《群書類従》所収。【益田 宗】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

五代帝王物語
ごだいていおうものがたり

後堀河(ごほりかわ)、四条(しじょう)、後嵯峨(ごさが)、後深草(ごふかくさ)、亀山(かめやま)の5代の天皇の事歴を中心とした和文の歴史物語。作者は不詳。もっとも新しい記事は1298年(永仁6)3月の順徳(じゅんとく)天皇皇孫源彦仁の死で、また写本のなかには1327年(嘉暦2)の奥書をもつものがあり、成立はこの間と考えられる。末尾に後嵯峨天皇没後の御附属状披露の事が載せられ、両統迭立(てつりつ)の発端を論ずるうえで「御治世の事は関東計申(はからいもうす)べし」という記事は有名である。『増鏡(ますかがみ)』を補填(ほてん)しうる記事も多い。『群書類従』帝王部所収。[田中博美]

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