百科事典マイペディア 「六代勝事記」の意味・わかりやすい解説
六代勝事記【ろくだいしょうじき】
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鎌倉初期の歴史物語。1巻。作者未詳。1223年(貞応2)以後まもなくの成立か。高倉(たかくら)、安徳(あんとく)、後鳥羽(ごとば)、土御門(つちみかど)、順徳(じゅんとく)、後堀河(ごほりかわ)の6代の天皇の在位中の勝事、すなわち歴史上のおもな事件を編年体で記す。源平の争乱、後白河(ごしらかわ)法皇の死のほか、承久(じょうきゅう)の乱については詳しく、その経過と後鳥羽院への批判が述べられており、注目される。全編にわたって儒学的立場からの政道論、治世論が貫かれている点は大きな特徴である。文章は対句を交えた流麗な和漢混交体で、『平家物語』などの詞章に影響を与えたと考えられている。
[浅見和彦]
『野村八良著『鎌倉時代文学新論』(1922・明治書院)』▽『弓削繁編『六代勝事記』(1984・和泉書院)』
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