什(漢字)

普及版 字通「什(漢字)」の解説


4画

[字音] ジュウ(ジフ)
[字訓] とお・あつまる

[説文解字]

[字形] 会意
人+十。什伍は十人・五人を合文としたもので、甲骨文にその書法がある。〔説文〕八上に「相ひ保するなり」とあって、隣保の制をいう。〔詩〕の〔雅〕〔頌〕は十ずつを合わせて「鹿鳴の什」「の什」のようにいう。分数を示すときにも用い、什三は十分の三の意である。

[訓義]
1. ひと十人、いえ十家、詩十
2. とお、十倍、十等分。
3. あつまる、まじる。
4. くさぐさの器物、什器

[古辞書の訓]
〔名義抄〕什 アツム・マナブ・タスク・スケ・カナフ・マジハル

[語系]
什・十zjipは、集dzip、雜(雑)dzp、dziutと同系の語で、ものをまじえあつまる意のある語である。

[熟語]
什一・什器・什具・什伍・什襲・什長什伯・什物・什・什宝什麼什吏
[下接語]
佳什・家什・嘉什・雅什・近什・高什・詩什・章什・新什・什・麗什

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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