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住居侵入罪 じゅうきょしんにゅうざい Hansfriedensbruch

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

住居侵入罪
じゅうきょしんにゅうざい
Hansfriedensbruch

正当の理由なく人の住居などに侵入したり,要求を受けてその場所から退去しないことによって成立する犯罪をいう (刑法 130条) 。未遂も罰せられる (132条) 。住居における平穏を保持し,家族の自由で平和な生活を保護するためのものである。

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百科事典マイペディアの解説

住居侵入罪【じゅうきょしんにゅうざい】

正当な理由なしに人の住居または人の看守する邸宅・建造物・艦船に侵入し(狭義の侵入罪),または要求を受けてもその場所から退去しない罪(不退去罪)で,刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰金(刑法130条)。

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうきょしんにゅうざい【住居侵入罪】

故なく人の住居または人の看守する邸宅,建造物,艦船に侵入する罪(刑法130条前段)。家宅侵入罪ともいう。また,広義には要求を受けてそれらの場所から退去しない不退去罪(130条後段)をも含む。刑はいずれも3年以下の懲役または10万円以下の罰金。必ずしもすべての国において犯罪類型として確立しているわけではなく,イギリスでもようやく1982年6月のエリザベス女王の寝室への不法侵入行為がきっかけとなって84年に処罰規定が新設された。

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大辞林 第三版の解説

じゅうきょしんにゅうざい【住居侵入罪】

人の住居もしくは建造物・艦船などに正当な理由なく立ち入り,また退去しない場合に成立する罪。家宅侵入罪。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

住居侵入罪
じゅうきょしんにゅうざい

正当な理由がないのに、人の住居もしくは人の看守する邸宅・建造物もしくは艦船に侵入し、または要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しない罪であり、3年以下の懲役または10万円以下の罰金に処せられる(刑法130条)。これらの未遂も処罰される(同法132条)。家宅侵入罪ともいう。本罪の保護法益につき、住居の平穏と解する説と住居権と解する説とが対立している。このうち、前説では、住居への立入りが平穏か否かを重視するのに対し、後説では、住居者の意思に反するか否かが重視される。本罪において、「住居」とは、日常生活の用に供する場所であれば足りるから、たとえば事務所、研究室、店舗などもこれにあたる(ただ、人の起臥(きが)寝食に使用する場所と解する説もある)。「邸宅」とは、住居に使用する目的でつくられた家屋をいう。なお、前述の住居や邸宅、さらに建造物には、それらの囲繞(いにょう)地も含むから、ここに侵入するのも本罪にあたる。「侵入」の意義については、本罪の保護法益につき述べたところと関連して、住居平穏説では、平穏を欠く形態で立ち入ることと解されるのに対し、住居権説では、住居権者の意思に反して立ち入ることと解される。しかし、いずれの説でも、居住者・看守者の同意(承諾)があれば本罪は成立しないものと解されているから、結論的にはそれほど違いはない。なお、デパート、ホテルのロビーのように、あらかじめ不特定・多数人が出入りすることが予定されている場合には、「推定的承諾」があるものとして違法性が阻却される。この点に関し、判例は、違法、とくに犯罪の目的で立ち入る場合は居住者・看守者の真意に反するから、本罪が成立するものと解しているが、行為者の目的だけでこれを判断する考え方には批判も多い。[名和鐵郎]

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