コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 げ gāthā

5件 の用語解説(偈の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説



gāthā

頌 (じゅ) ともいわれ,一般に詩句のこと。仏教では経典や論書のなかに現れる韻文の部分をいい,ときには仏陀や菩薩をたたえる詩句をもいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

げ【×偈】

《〈梵〉gāthāの音写。偈佗(げだ)・伽陀(かだ)とも音写。句・頌(じゅ)・諷頌(ふじゅ)などと訳す》仏語。経典中で、詩句の形式をとり、教理や菩薩(ぼさつ)をほめたたえた言葉。4字、5字または7字をもって1句とし、4句から成るものが多い。頌。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

げ【偈】

サンスクリットのqāthāを音訳して偈陀(げた)・伽陀(かだ),意訳して偈頌(げじゆ),略して頌という。韻文で1句が五言,または七言で表現され,4句をもって一偈とするが,とくに長いものは重頌と称する。詩と同形であるが,その題材が仏教的であることを特色とする。禅宗では,禅僧が師家の啓発によって開悟したとき,その悟の心境を偈頌の形式をもって表現する。はやくは僧璨(そうさん)の《信心銘(しんじんめい)》,石頭希遷(せきとうきせん)の《参同契(さんどうかい)》など中国唐代の著にみとめられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

げ【偈】

gāthā の音訳「偈陀げだ」の略〕
経文で、仏徳をたたえ、または教理を説く詩。多く四句からなる。「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の類。偈頌げじゆ。伽陀。頌文。
禅宗で、悟りの境地などの宗教的内容を表現する漢詩。偈頌。詩偈。頌。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


仏典における詩のこと。サンスクリット語ガーターgthの音写の省略形。正しくは伽陀(かだ)と音写し、漢語では頌(じゅ)あるいは讃(さん)とも翻訳される。古来インド人は詩を好む民族であるが、仏典においても、詩句でもって思想・感情を表現したものがすこぶる多い。これが漢語では、三言四言あるいは五言などの4句よりなる詩句で訳出される。たとえば、七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)「諸悪莫作(しょあくまくさ) 諸善(しょぜん)(衆善)奉行(ぶぎょう) 自浄其意(じじょうごい) 是諸仏教(ぜしょぶっきょう)」とか、無常偈「諸行無常(しょぎょうむじょう) 是生滅法(ぜしょうめつほう) 生滅滅已(しょうめつめつい) 寂滅為楽(じゃくめついらく)」とか、法身偈(ほっしんげ)「諸法従縁生(しょほうじゅうえんしょう) 如来説是因(にょらいせつぜいん) 是法従縁滅(ぜほうじゅうえんめつ) 是大沙門説(ぜだいしゃもんせつ)」などは、仏教の根本思想を簡潔に表現したものとして有名である。[高橋 壯]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

偈の関連キーワード孔雀明王サンスクリット劇サンスクリット語サンスクリット文学悉曇古典サンスクリット古典サンスクリット文学サンスクリット化《サンスクリット大辞典》《サンスクリット文法》

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

偈の関連情報