デジタル大辞泉 「健」の意味・読み・例文・類語 けん【健】[漢字項目] [音]ケン(漢) [訓]すこやか[学習漢字]4年1 体が丈夫で、しっかりしている。元気がよい。「健康・健在・健勝・健全/穏健・頑健・強健・剛健・壮健・保健・勇健」2 丈夫にする。「健胃剤」3 よく。はなはだ。したたか。「健啖けんたん・健闘・健筆・健忘」[名のり]かつ・きよ・きよし・たけ・たけし・たける・たつ・たて・たる・つよ・つよし・とし・まさる・やす[難読]健気けなげ・健児こんでい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「健」の意味・読み・例文・類語 けん【健】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 体の状態がよくて元気であること。強いこと。また、つとめてやまないこと。[初出の実例]「老侯は〈略〉二十七貫肥満の老人、老て益々健(ケン)」(出典:園遊会(1902)〈国木田独歩〉二)[その他の文献]〔易経‐乾卦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「健」の読み・字形・画数・意味 健常用漢字 11画(旧字)11画 [字音] ケン[字訓] すこやか・たけし・つよい[説文解字] [字形] 形声声符は(建)(けん)。〔説文〕八上に「伉なり」とあり、伉とは伉行して世俗にたがう意。字は強健の意に用いる。〔易、乾、象伝〕「天行はなり。君子以て自彊して息(や)まず」とは、君子の徳のありかたをいう。[訓義]1. すこやか、たけし、つよい。2. 十分に、したたかに、非常に。3. おごる、むさぼる。[古辞書の訓]〔名義抄〕 コハシ・スクヨカナリ・ツヨシ・タケシ[語系]gian、強(彊)giangは声義の近い語。剛kang、勁kieng、堅kyenも同系の語で、剛健・健勁のように連語として用いる。[熟語]健黠▶・健脚▶・健▶・健彊▶・健決▶・健剣▶・健仰▶・健康▶・健剛▶・健毫▶・健在▶・健士▶・健児▶・健疾▶・健者▶・健将▶・健訟▶・健勝▶・健捷▶・健人▶・健舌▶・健羨▶・健戦▶・健全▶・健壮▶・健爽▶・健足▶・健卒▶・健存▶・健啖▶・健談▶・健闘▶・健馬▶・健飯▶・健否▶・健筆▶・健武▶・健婦▶・健夫▶・健兵▶・健歩▶・健忘▶・健名▶・健翼▶・健吏▶・健朗▶[下接語]穏健・雅健・魁健・官健・頑健・強健・彊健・驍健・勁健・康健・剛健・豪健・至健・健・俊健・清健・壮健・勇健・雄健・老健 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報