先斗町(読み)ぽんとちょう

  • ぽんとちょう〔チヤウ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

京都市中京区東部の一地区。鴨川西岸に位置。北は三条通の南1筋目から南は四条通までの狭い地区で,歌舞練場があり,多くの料亭茶屋が並んでいる。河原に張出した料理屋の「川床」は夏の風物詩の1つ。「ぽんと」とは,ポルトガル語の ponta (先) ,ponto (点) ,ponte (橋) と関係があり,天正年間 (1573~92) 南蛮寺がこの付近にあったことに由来するといわれる。

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百科事典マイペディアの解説

京都市中京区,鴨川の三条大橋と四条大橋の間の西側地区。寛文年間,河原が埋め立てられ,のち茶屋,旅籠(はたご)屋が密集,遊廓(ゆうかく)となった。現在も茶屋が多く,夏の川床は有名。名はポルトガル語のかるた用語〈ポント〉(先端,剣先の意)から出たという。
→関連項目京都[市]

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大辞林 第三版の解説

京都市中京区、鴨川西岸に沿う遊興街。1813年花街として公認されて以来、お茶屋・料理屋などが集中。 ポルトガル語のカルタ用語のポント(先端ノ意)からの名という

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

京都市中京(なかぎょう)区、鴨(かも)川と木屋(きや)町通の間、三条通から四条通までの500メートルほどの南北に細長い区域で、祇園(ぎおん)とともに京都の代表的な花街(かがい)。1670年(寛文10)鴨川の河原を埋め立てた土地で、当時の南蛮趣味からポルトガル語のプンタ(先端)が町名の起源といわれるが、明らかでない。1813年(文化10)には遊廓(ゆうかく)として公認された。狭い石畳の道路を挟んで、茶屋やバーが軒を連ね、北端の先斗町歌舞練場では春に「鴨川をどり」が行われる。[織田武雄]

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