日本歴史地名大系 「八重垣神社」の解説
八重垣神社
やえがきじんじや
〔佐久佐社・佐草社〕
「出雲国風土記」に
佐草氏の家系伝承には検討の余地があるが、佐草氏は一三世紀中頃以後に成立したと考えられる杵築大社(出雲大社)新嘗会の神事を上官として勤め、南北朝期に出雲国造家が分裂すると
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
「出雲国風土記」に
佐草氏の家系伝承には検討の余地があるが、佐草氏は一三世紀中頃以後に成立したと考えられる杵築大社(出雲大社)新嘗会の神事を上官として勤め、南北朝期に出雲国造家が分裂すると
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
島根県松江市佐草町八雲床に鎮座。素盞嗚尊(すさのおのみこと)・稲田姫命(いなだひめのみこと)を主祭神とし、大己貴神(おおなむちのかみ)を配祀(はいし)し、相殿(あいどの)に青幡佐久佐日古命(あおはたさくさひこのみこと)を祀(まつ)る。本来の社名は『出雲国風土記(いずものくにふどき)』や『延喜式(えんぎしき)』にみえる佐久佐社であり、佐久佐日古命を祀っていたが、のちに合祀されたらしい八重垣社が中心になった。近世には藩主の崇敬も厚く、現在は主祭神の神話にあやかり縁結びの神として信仰を集めている。旧県社。例祭10月20日。国重要文化財の板絵着色神像三面は、もと本殿内部の壁画であった。境内の鏡の池は、稲田姫命が八岐大蛇(やまたのおろち)の難を逃れたおり、飲料水として用い、姿を映したと伝える。
[平井直房]
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