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唯円 ゆいえん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

唯円
ゆいえん

鎌倉時代の浄土真宗の僧。唯円開基と伝える茨城県河和田報仏寺の本尊台座銘には,正応1 (1288) 年8月8日没とあり,先啓著『諸寺異説弾妄』 (1771) には同2年2月6日,68歳没とある。

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唯円
ゆいえん

鎌倉時代の浄土真宗の僧。親鸞の弟子で,河和田の唯円に対し,鳥喰 (とりはみ) の唯円房と称する。親鸞門下 24輩の一人。彼を『歎異鈔』の作者とする説もある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ゆいえん〔ユイヱン〕【唯円】

鎌倉中期の浄土真宗の僧。常陸(ひたち)河和田(かわだ)の人。親鸞(しんらん)の弟子で、その没後の教団の中心となった。「歎異抄」の著者とされる。同名の門弟がいたことから、河和田の唯円とよばれた。生没年未詳。

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朝日日本歴史人物事典の解説

唯円

没年:正応2.2.6(1289.2.27)
生年:貞応1(1222)
鎌倉中期の真宗の僧。親鸞の門弟で,『歎異抄』の執筆者として有名。京都に生まれる。小野宮禅念の子。仁治1(1240)年,親鸞に師事,師命により常陸国(茨城県)に赴き教化活動を行い,河和田(水戸市)に泉慶寺を開き住したことから,「河和田の唯円」と称される。文永11(1274)年に上洛し,大和国(奈良県)の教化を行い,吉野下市(吉野郡下市町)に一宇を造営した。正応1(1288)年の冬に再び上洛,本願寺覚如と法儀上の問題を語り合い,翌年吉野下市に寂す。泉慶寺はのちに報仏寺と改称,水戸市で旧跡を伝えている。

(草野顕之)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

ゆいえん【唯円】

鳥喰とりばみの唯円。親鸞の弟子で二十四輩の一人。武蔵楢山の城主。生没年未詳。
河和田かわだの唯円。親鸞の弟子で「歎異抄」の編著者と目される。常陸ひたち河和田の泉慶寺を開創。生没年未詳。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

唯円
ゆいえん
(?―1288?)

生没年は一説に1222―89年。鎌倉中期の浄土真宗の僧。親鸞(しんらん)の門弟。常陸(ひたち)国河和田(かわだ)(茨城県水戸市)の人。『親鸞伝絵』にみえる大部(おおぶ)の平太郎(へいたろう)の弟で、俗名を平次郎、同地の報仏寺の開基と伝える。親鸞の曽孫(そうそん)覚如(かくにょ)の行状を記した『慕帰絵詞(ぼきえことば)』には、1288年(正応1)冬に上洛(じょうらく)し、親鸞から伝えられた法義を覚如に教示したことがみえている。『歎異抄(たんにしょう)』にも名がみえ、江戸末期からその著者に擬せられている。なお、親鸞門弟のうちに、同じく常陸国鳥喰(とりはみ)に住した唯円がある。[大桑 斉]

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世界大百科事典内の唯円の言及

【歎異抄】より

…1巻。編者は親鸞門弟の常陸国河和田の唯円(ゆいえん)。親鸞没後の真宗教団において,師説にそむく異端の発生を嘆き,誤りをただして正統を示し,念仏者の不審を明らかにしようとしたもの。…

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