別所[温泉](読み)べっしょ

百科事典マイペディアの解説

別所[温泉]【べっしょ】

長野県上田市,上田盆地南西端にある温泉。単純硫化水素泉。45〜51℃。江戸時代には源泉湯が5ヵ所あり,上田藩主の用いた茶屋も置かれていた。愛染川の両側に温泉街が発達,安楽寺常楽寺北向観音堂がある。上田駅から上田電鉄別所線が通じる。
→関連項目上田[市]塩田

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世界大百科事典 第2版の解説

べっしょ【別所[温泉]】

長野県東部,上田市別所にある温泉。単純硫黄泉,45~81℃。上田盆地南西端に位置し,三方を山で囲まれる。825年(天長2)に開かれたと伝えられ,古くは七久里(ななくり)の湯(七潜の湯)と呼ばれたと伝える。鎌倉時代北条氏直轄地になったため,付近には珍しい八角三重塔のある安楽寺や常楽寺など鎌倉文化の遺産が数多く残る。また温泉街中央につき出た愛宕山北麓の丘の上にある北向観音は,厄よけ観音として信仰が厚い。

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