デジタル大辞泉 「刺刺しい」の意味・読み・例文・類語 とげとげ‐し・い【▽刺▽刺しい】 [形][文]とげとげ・し[シク]1 とげ立っている。みるからにとげのようである。「―・く尖とがった梢を張って居る」〈寒村・冬〉2 態度や言葉づかいにとげがある。つっけんどんである。「―・い口調で答える」「―・い雰囲気」[派生]とげとげしさ[名][類語]けんけん・つっけんどん・意地悪・邪慳じゃけん・つんけん・つんつん・険しい・素気無すげない・そっけない・つれない・よそよそしい・にべない・けんもほろろ・冷たい・気がない・取り付く島も無い・ぎすぎす・ぶっきらぼう・とげとげ・むげに・ぷいと・むしゃくしゃ・かんかん・ぷりぷり・ぷんぷん・かちん・かっか・かりかり・かっと・ぷんと・つんと・意地悪い・取り付く島も無い・ないがしろ・白い目で見る・軽かろんずる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「刺刺しい」の意味・読み・例文・類語 とげとげ‐し・い【刺刺】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]とげとげし 〘 形容詞シク活用 〙① とげ立っている。とげ立ってちくちくとささるようである。[初出の実例]「器械刈にした頭の、筋太な、とげとげしい髪には」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉二三)② 口調・目つきなどが、荒々しい、意地悪そうである。かどだっている。険を含んでいる。[初出の実例]「替らぬ心の私しこそ君様の妻なるものを何(なに)とげとげしい他人あしらひ」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉四)刺刺しいの派生語とげとげし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙刺刺しいの派生語とげとげし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by