日本歴史地名大系 「加茂遺跡」の解説
加茂遺跡
かもいせき
伊丹段丘の北東端部、標高約四〇メートルの平坦地にあり、北および東の低地とは約二〇メートルの比高である。
平成四年(一九九二)の第一一七次調査で発見された大型掘立柱建物跡をめぐる方形区画遺構は、南北方向三条・東西方向二条の幅一四―四〇センチ、深さ一〇―二〇センチの直交する小溝によって形成される。南北溝の長さは約一〇メートル、東西溝の長さは約八メートルが検出されている。
加茂遺跡
かもいせき
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報