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勝常寺 ショウジョウジ

百科事典マイペディアの解説

勝常寺【しょうじょうじ】

福島県河沼郡湯川村勝常にある真言宗豊山派の寺。会津を代表する古刹。807年草創,徳一の開基と伝えるが明らかでない。本堂(薬師堂)は室町時代の建築で,重要文化財。

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デジタル大辞泉プラスの解説

勝常寺

福島県河沼郡湯川村にある寺院。807年創建。真言宗豊山派。本尊は薬師如来。国宝の木造薬師如来がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうじょうじ【勝常寺】

福島県河沼郡湯川村にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。空海の創建と伝えるが,徳一の開基寺であろうとされている。1525年(大永5),蘆名盛舜が寺領20貫を寄進。天正の伊勢氏侵攻により寺勢が衰えた。旧時伽藍配置は不明。会津中央薬師といわれる薬師堂は,会津五薬師(ほかに東方慧日寺,西方日光寺,北方大正寺,南方火玉堂)の中央に当たるとされる。薬師堂は国の重要文化財で,ほかに多数の重文に指定されている仏像を蔵す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

勝常寺
しょうじょうじ

福島県河沼郡湯川村勝常にある真言(しんごん)宗豊山(ぶざん)派の寺。瑠璃光(るりこう)山と号する。本尊は薬師如来(やくしにょらい)。会津五薬師のうち、当寺は会津中央薬師堂の名で知られる。また会津三十三観音(かんのん)霊場第1番札所。807年(大同2)法相(ほっそう)宗の徳一上人(とくいつしょうにん)が創建したといわれる東北地方の古刹(こさつ)で、盛時は七堂伽藍(しちどうがらん)を備え、多くの子院を有したが、天正(てんしょう)年間(1573~92)の兵火で衰えた。薬師堂(元講堂)は室町時代の建立で、国重要文化財に指定されている。観音堂、本坊庫裡(くり)は江戸時代の建築である。東北地方には数少ない平安前期の仏像を多く蔵し、木造薬師如来および両脇侍像は国宝、聖観音立像、十一面観音立像、地蔵菩薩(ぼさつ)立像2躯(く)、四天王立像4躯、天部立像は国重要文化財に指定されている。[野村全宏]

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世界大百科事典内の勝常寺の言及

【湯川[村]】より

…JR磐越西線が通り,南の会津若松市と結ばれている。西部の勝常(しようじよう)にある勝常寺は平安時代初期,徳一の開基と伝えられ,会津五薬師の一つで,会津盆地のほぼ中央にあたることから〈会津中央薬師〉とも呼ばれる。薬師堂(重要文化財)内には,本尊の薬師如来座像など12体の仏像があり,東北地方にはまれな平安時代文化の宝庫として有名である。…

※「勝常寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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