狭義には、水溶液から化学的な過程によって直接沈殿してできた堆積岩の総称。化学岩ともいう。化学的な過程には、生物の生活作用が関係する場合もあって、広義には、生物の遺骸(いがい)の集積や生物学的析出沈殿によって形成された堆積岩も含めることがある。化学的および生物性の堆積岩は、一般に単純な鉱物組成であることが多く、化学組成は比較的純粋である。そのため、砕屑(さいせつ)岩のように構成粒子の粗さで分類しないで、化学組成に基づいて区分される。
陸域内に封じ込められた海水または塩湖水の蒸発によって形成された蒸発岩がもっとも典型的なもので、岩塩、カリ塩、石膏(せっこう)、硬石膏などの塩類がある。炭酸塩やリン酸塩、あるいは鉄やマンガンの水酸化物も海底に沈殿する。いわゆる生物岩には、炭酸カルシウムからなる石灰岩、炭酸マグネシウムからなる苦灰岩(ドロマイト)、珪(けい)質の放散虫や海綿骨針が集積してできたほとんどシリカ(二酸化ケイ素)からなるチャート、同様に珪藻からなる珪藻土、鉄バクテリアの作用で沈殿した沼鉄鉱または鉄鉱層、含水リン酸カルシウムを主とする燐(りん)鉱(グアノ)、植物遺体が加圧・変質を受け揮発性成分を失ってできた石炭などがある。
砕屑性堆積岩(砕屑岩)に比べて層理の発達の悪いものもあり、ときには塊状を呈する。鉱床学的には重要なものが多く、採掘されて広範囲にわたり利用されている。
[斎藤靖二]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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