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古都奈良の文化財 ことならのぶんかざい

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世界遺産詳解の解説

ことならのぶんかざい【古都奈良の文化財】

1998年に登録された日本の世界遺産文化遺産)で、奈良県奈良市にある。市内に点在する8件の遺産物件と緩衝地帯を加えた総面積約31.18km2が登録されている。登録物件は、東大寺興福寺元興寺薬師寺唐招提寺春日大社春日山原始林平城宮跡。これらの遺産は、710年から74年間、古代日本の政治、経済、文化の中心として栄えた平城京と深いかかわりをもっている。平城京は、中国の唐の都長安をモデルにしたもので、南北4.8km、東西4.3kmの地域に、都市計画に基づいて道路、宮城、寺院などが造られ、律令による諸制度が整備された都であった。世界遺産の対象となった建造物は、8世紀に中国や朝鮮から伝播し、独自の発展をとげた仏教建築群で、その後の同種の建築に大きな影響を与えた。これらの文化財は奈良時代社会構造を知ることのできる貴重な史料としての価値をもち、神道や仏教など日本の宗教空間の特質を具現している重要な事例群であることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Monuments of Ancient Nara

出典|講談社
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百科事典マイペディアの解説

古都奈良の文化財【ことならのぶんかざい】

奈良県奈良市にある8つの社寺・史跡・名勝などの総称。古都奈良は,710年創設の平城京に起源し,784年長岡遷都まで栄えた都である。奈良時代の建造物群や自然と調和した景観などが残されていることから,東大寺興福寺平城宮址春日大社,春日山原始林(春日奥山),元興寺薬師寺唐招提寺が,〈古都奈良の文化財〉として1998年世界文化遺産に登録された。

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