可児[市](読み)かに

百科事典マイペディア 「可児[市]」の意味・わかりやすい解説

可児[市]【かに】

岐阜県南部の市。1982年市制。東濃丘陵にあり北部は木曾川流域低地。中心の広見は太多(たいた)線と名鉄広見線の交点で商業区である。かつて木曾川舟運で繁栄した今渡は日本ライン観光の基地。1970年代から名古屋市のベッドタウンとして大住宅団地が造成され,人口が急増して市制施行。第2次世界大戦後盛んになった自動車部品工業が市の製造品出荷額の約35%(2003)を占め,一般機器,金属製品工業も成長している。苗木を特産。2005年5月可児郡兼山町を編入。87.57km2。9万7436人(2010)。

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