各務原[市](読み)かかみがはら

百科事典マイペディア 「各務原[市]」の意味・わかりやすい解説

各務原[市]【かかみがはら】

岐阜県南部の市。1963年市制。市域大半を占める各務ヶ原に明治以後陸軍飛行連隊や航空機工場が設置されて急速に発展した。中心の蘇原には航空機,自動車の工場が多く,航空自衛隊基地がある。那加地区は商業地である。鵜沼は紡織工業地で犬山市とともに日本ラインの観光地,稲羽は古くからの機業地。市の製造品出荷額は,県内では3位,中でも輸送用機器工業が市全体の50%以上(2003)を占める。中部高山本線と名鉄各務原線が横断し,東海北陸自動車道が通じる。2004年11月羽島郡川島町を編入。87.81km2。14万5604人(2010)。

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