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味の素 あじのもと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

味の素
あじのもと

化学調味料の最大手。 1907年設立の鈴木製薬所が前身。 25年鈴木三郎助により鈴木商店として設立され,味の素を製造販売。 32年味の素本舗鈴木商店,40年鈴木食品工業,43年大日本化学工業と改称,46年現社名に変更。 62年複合調味料「ハイ・ミー」新発売。その後マーガリン,冷凍食品へも進出し,90年にはカルピス食品工業 (現カルピス ) に資本参加,同社の総販売元となるなど飲料水部門も強化,拡充。 2000年にはアメリカの総合化学会社モンサント社の低カロリー甘味料「アスパルテーム」のヨーロッパ事業部門を買収するとともに,アミノ酸関連事業の拡大をはかることになった。食品総合メーカーから医薬分野にまで展開する。売上構成比は,食品 72%,ファイン 16%,その他 12%。年間売上高 8294億 2200万円 (連結。うち海外 18%) ,資本金 798億 3600万円,従業員数 4421名 (2000) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

味の素

正式社名「味の素株式会社」。英文社名「AJINOMOTO CO., INC.」。食料品製造業。大正14年(1925)「株式会社鈴木商店」設立。昭和21年(1946)現在の社名に変更。本社は東京都中央区京橋。化学調味料「味の素」の商品化に成功した「合資会社鈴木製薬所」の後身。調味料の国内最大手。高いアミノ酸技術で医薬・スポーツ・美容分野などに多角展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード2802。

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大辞林 第三版の解説

あじのもと【味の素】

化学調味料の商標名。主成分はグルタミン酸ナトリウム。池田菊苗が商品化。

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世界大百科事典内の味の素の言及

【味の素[株]】より

…〈味の素〉で知られる総合食品化学会社。2代目鈴木三郎助とその家族によって1888年創業された鈴木製薬所が前身。…

【池田菊苗】より

…明治中期から昭和初期にかけて活躍した日本の代表的な化学者,化学調味料〈味の素〉の発明者として有名。薩摩藩士池田春苗の次男として京都で生まれ,16歳のとき大阪衛生試験所長村橋次郎から化学を学んだ。…

【化学調味料】より

…これがコンブのうま味の正体であることをつきとめ,1908年特許をとったのが池田菊苗である。池田の依頼を受けた2代目鈴木三郎助は自身で創業した鈴木製薬所(現,味の素(株))で製造,08年11月〈味の素〉の名で売り出した。当初はまったく売れず,軌道に乗ったのは10年近くたってからである。…

【グルタミン酸】より

…カルボキシル基の一つがナトリウム塩となっているもので,MSG(monosodium glutamate)とも呼ばれる。この旨味の本体は,1908年池田菊苗によって発見され,同年早くも鈴木三郎助・忠治兄弟によって調味料として商品化(商品名〈味の素〉)され発売された。製法ははじめはコムギグルテンを加水分解して得ていたが,現在は微生物による発酵法で生産されている。…

※「味の素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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