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和田岬 わだみさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

和田岬
わだみさき

兵庫県神戸市,旧湊川三角州とともに神戸港をいだくように大阪湾に突出した。明石海峡方面から東流する沿岸流で形成された砂嘴で,文久1 (1861) 年海岸防衛のため江戸幕府が建設した高さ約 12mの砲台があり史跡に指定。付近一帯は明治以後,重工業地区となり,砲台は造船所内の工場に取囲まれている。

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デジタル大辞泉の解説

わだ‐みさき【和田岬】

神戸市兵庫区大阪湾に突出する岬。神戸港の西にあり、造船などの工業地。江戸幕府が設けた砲台が残る。わだのみさき

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世界大百科事典 第2版の解説

わだのみさき【和田岬】

兵庫県神戸市兵庫区にあり,神戸港を抱くように南東にはりだした岬。〈わだみさき〉ともいう。岬の北側が古代の大輪田泊(おおわだのとまり)である。六甲山地から南流する湊川によって形成された砂州であるが,はんらんを避けるため明治中期に湊川の河道が付け替えられた。また瀬戸内海から神戸に入港する小型船はこの岬による潮流と風に悩まされ,このため明治中期に岬の基部兵庫運河が開削された。付近は造船をはじめとする重工業地区で,山陽本線兵庫駅から支線の和田岬線が通じる。

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大辞林 第三版の解説

わだみさき【和田岬】

神戸市兵庫区、神戸港の西に突出する岬。幕末、幕府は砲台を築いて要衝とした。周辺は重工業地域。わだのみさき。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔兵庫県〕和田岬(わだみさき)


神戸市兵庫区、神戸港の西を限る岬。六甲(ろっこう)山地から流出した花崗(かこう)岩質の土砂が堆積(たいせき)した砂嘴(さし)。東側の入り江は古代の大輪田泊(おおわだのとまり)以来、瀬戸内海航路の要衝。近代からは造船などの重工業地帯となる。工場敷地内に国の史跡、和田岬砲台がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

和田岬
わだみさき

神戸市南部、兵庫区にある瀬戸内海に突き出た岬。塩屋、垂水(たるみ)方面から沿岸流によって運ばれた土砂が堆積(たいせき)してできた砂嘴(さし)で、神戸港の西部を占める兵庫港を抱くような形をしている。明治以後、岬には三菱(みつびし)重工業神戸造船所やその関連工場が立地し、現在、阪神工業地帯の一部をなしている。三菱重工の構内に和田岬砲台(国の史跡)がある。江戸幕府が海防のため設けたもので、1864年(元治1)の築造である。[藤岡ひろ子]

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世界大百科事典内の和田岬の言及

【和田岬】より

…また瀬戸内海から神戸に入港する小型船はこの岬による潮流と風に悩まされ,このため明治中期に岬の基部に兵庫運河が開削された。付近は造船をはじめとする重工業地区で,山陽本線兵庫駅から支線の和田岬線が通じる。【小森 星児】。…

※「和田岬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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