デジタル大辞泉
「員」の意味・読み・例文・類語
いん〔ヰン〕【員】
1 人や物の数。
2 (名詞に付き、接尾語的に用いる)ある組織に加わっている人、組織の中で何かの役や係を持つ人の意を表す。「銀行員」「評議員」「係員」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
いんヰン【員】
- [ 1 ]
- ① かず。物や人の数。員数。
- [初出の実例]「職員令第二〈謂。〈略〉員者。員数也。官省寮司等。各有二員数一也〉」(出典:令義解(718)職員)
- ② ある一定の枠をもつ集団に属する人。成員。メンバー。人かず。
- [初出の実例]「撰挙する人を命ず〈略〉但し議事官及び其他合衆国の職祿を受る者は此員に入ることを得ず」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)
- [その他の文献]〔史記‐平原君伝〕
- [ 2 ] 〘 接尾語 〙 あるグループに所属する人。
- (イ) ある職掌に携わる人。その役や係の人。「検査員」「通信員」
- (ロ) ある集団を構成する人。「会社員」「隊員」「団員」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「員」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の員の言及
【守令】より
…朝鮮,李朝時代の地方官で,府尹,大都護府使,牧使,都護府使,郡守,県令,県監の総称。員(ウオン)ともいう。道の長官である観察使の監督下で,[邑](府,大都護府,牧,都護府,郡,県等,道内の行政区画の総称)内の統治にあたった。…
※「員」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 