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嗚呼∥烏滸 おこ

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世界大百科事典 第2版の解説

おこ【嗚呼∥烏滸】

滸,,尾籠などとも漢字をあてる。古くはヲコ,ウコとも。単純にいえば,おろか,愚鈍の意味だが,人を笑わせようとするような行為や,常軌を逸した行為などをもさす,多義的な語で,日本における道化的精神をさぐるのにきわめて重要な語といえる。語源はヲカシと同根かともされるが未詳。記紀歌謡に〈我が心しぞ いやをこにして 今ぞくやしき〉とあるのが古い用例。《三代実録》元慶4年(880)7月29日の条に〈右近衛内蔵冨継,長尾米継,伎に散楽を善くし,人をして大咲(笑)せしむ,いはゆる滸人これに近し〉とあって,散楽を演ずる人物がオコな人間と考えられていたことがわかる。

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