コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

地形模型 ちけいもけいrelief model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地形模型
ちけいもけい
relief model

立体模型ともいう。地表または他の天体表面の一部を立体模型に表わしたもの。地上の自然および人文景観を表わしたものを狭義の地形模型 topographic modelということもある。模型では水平方向の縮尺に対し,高さを誇張して表わしてある。その誇張率は高さの縮尺を水平方向の縮尺で割った比で表わし,垂直拡大率という。地形模型の作成は,等高線入り地図を厚紙かベニヤ板の上にはり,等高線ごとに切抜いて,はり重ねてつくる。そのようにしてつくった原型から石膏模型を型どりしてつくることができる。さらにそうしてつくった母型から,プラスチックシートを加熱真空成形してプラスチック模型をつくり,大量を短期間に比較的安く生産できるようになった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

地形模型【ちけいもけい】

立体地図とも。ある地域の地形を縮小して表した模型。一般に,正確な地形図等高線に従って切り抜いたボール紙などを積み上げて作られる。この場合,高さを水平距離の何倍かにして地形を強調することが多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちけいもけい【地形模型 relief model】

山や谷など地表面の形状を立体のまま縮小して示したもの。立体地図ともいう。ふつうの平面的な地図では,地形は等高線その他の記号で表現されており,正しい読図にはある程度の予備知識習練とが求められるが,地形模型ではその必要がない。このため学校,博物館遊園地,観光地その他での教育・展示用などに利用され,あるいは鉄道,道路,ダム等の建設位置選定などの目的で作製されたりすることが多かったが,大縮尺模型では,任意の季節や時刻に対応した方位と角度から光をあてることによって,地表の日なた・日陰の範囲とその変化を知ったり,反対に,地表の特定点からの眺望または直達可能な領域を求めたりすることも容易なので,近年は各種の地域計画に資料として活用される機会がふえた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

地形模型の関連キーワード福井市自然史博物館戸隠地質化石博物館レリーフ・マップ断層山地ジオラマ

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

地形模型の関連情報