大信(読み)だいしん

精選版 日本国語大辞典 「大信」の意味・読み・例文・類語

だい‐しん【大信】

  1. 〘 名詞 〙 聖徳太子が推古天皇一一年(六〇三)に制定した冠位十二階一つ。第七番目の位。
    1. [初出の実例]「始めて冠の位を行ふ。大徳(音読)〈略〉大信(音読)・小信」(出典:日本書紀(720)推古一一年一二月(岩崎本訓))

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大信」の意味・わかりやすい解説

大信
たいしん

福島県中通(なかどお)り地方南部、西白河郡(にししらかわぐん)にあった旧村名(大信村(むら))。現在は白河市の北部を占める地域。旧大信村は、1951年(昭和26)に岩瀬郡大屋村が西白河郡に編入し、1955年に信夫(しのぶ)村と合併して成立。2005年(平成17)表郷(おもてごう)、東(ひがし)の2村とともに白河市に合併。旧村域のほぼ中央をこの地域一帯を灌漑(かんがい)する羽鳥用水(はとりようすい)の導水河川である隈戸川(くまどがわ)が東流する。耕地の基盤整備も行われ、米作が主である。旧村域の東端には東北自動車道の矢吹(やぶき)インターチェンジがあり、その近くに工業団地がつくられている。茨城街道(国道294号)も通り、会津地方に通じる。樹齢1000年を超える巨木の「町屋の二本カヤ」は県の天然記念物。

[渡辺四郎]

『『大信村史』(2001~2006・大信村)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大信」の意味・わかりやすい解説

大信
たいしん

福島県南部,白河市北部の旧村域。 1955年大屋村と信夫村が合体して成立。 2005年白河市,表郷村,村と合体して白河市となった。阿武隈川の支流隈戸川 (くまどがわ) 流域を占め,東半部は矢吹原台地にある。米作のほか,トマト,キュウリ,インゲンなどの野菜類やシイタケ栽培も盛んで,首都圏へも出荷される。

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改訂新版 世界大百科事典 「大信」の意味・わかりやすい解説

大信 (たいしん)

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普及版 字通 「大信」の読み・字形・画数・意味

【大信】たいしん

まこと。

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