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大西良慶 おおにし りょうけい

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美術人名辞典の解説

大西良慶

法相宗の僧。京都清水寺貫主。奈良県生。俗名は広次。興福寺に入寺得度、宗学を法隆寺佐伯定胤に学ぶ。興福寺住職・法相宗管長を経て清水寺に入る。日本宗教者平和協議会会長。昭和58年(1983)歿、107才。

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デジタル大辞泉の解説

おおにし‐りょうけい〔おほにしリヤウケイ〕【大西良慶】

[1875~1983]宗教家。奈良の生まれ。興福寺住職を経て法相宗管長、のち、清水寺貫主を兼務。日本宗教者平和会議の会長を務めるなど、平和運動にも貢献。著「菜根譚百則」など。

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百科事典マイペディアの解説

大西良慶【おおにしりょうけい】

僧侶。奈良県の旧多武峯(とうのみね)寺智光院住持の次男として生まれる。俗名広次。15歳で興福寺に入り,法相宗勧学院で佐伯定胤(さえきじょういん)から唯識を学ぶ。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大西良慶 おおにし-りょうけい

1875-1983 明治-昭和時代の僧。
明治8年12月21日生まれ。法隆寺の佐伯定胤(じょういん)にまなぶ。明治32年興福寺別当,37年法相(ほっそう)宗管長。大正3年清水寺貫主となり,盂蘭盆(うらぼん)暁天講座を開講,養老院同和園を設立。昭和37年日本宗教者平和協議会会長。40年北法相宗を創設,管長となる。51年朝日社会福祉賞。昭和58年2月15日死去。107歳。奈良県出身。俗名は広次。著作に「観音経講話」など。
【格言など】いつ死んでも,ありがとうや(最晩年のことば)

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世界大百科事典 第2版の解説

おおにしりょうけい【大西良慶】

1875‐1983(明治8‐昭和58)
法話を通して,仏教を今に生かす道を,大衆に説き続けた高僧。〈清水(きよみず)さん〉は清水の観音像を指すと共に同師の愛称であった。晩年は〈良慶さん〉と呼ばれ,宗派,宗教を超えて敬われた。幼名は広治。父広海,母咲枝の次男として奈良県多武峰(とうのみね)に生まれる。父は旧姓片岡,妙楽寺智光院の住職であったが,明治の排仏により還俗し大西姓を名のる。15歳で興福寺に入り,唯識を佐伯定胤(さえきじよういん)に学び,25歳で興福寺231代別当,40歳で清水寺住職となり,91歳で北法相(きたほつそう)宗を設立する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大西良慶
おおにしりょうけい
(1875―1983)

北法相宗管長。奈良県生まれ。俗名大西広次。郡山(こおりやま)中学で学んで、1889年(明治22)法相宗大本山の興福寺へ入寺。法隆寺勧学院で法相宗「唯識(ゆいしき)学」を学ぶ。1899年興福寺住職、大僧正に昇格、1905年法相宗管長。1914年(大正3)から京都の清水(きよみず)寺住職兼務、1942年(昭和17)から清水寺住職に専念する。1965年唯識の学風を高めるため、清水寺を本山とする北法相宗を創設。1954年宗教者、科学者約300人と京都仏教徒会議を結成して理事長を務める。1957年日本宗教者平和協議会会長に就任。老人福祉にも尽力し、1921年には京都で初の老人ホームを設立し、明治、大正、昭和と1世紀にわたる生涯を仏教の興隆に尽くし、世界平和と老人福祉に情熱を燃やした。1975年朝日社会福祉賞を受賞。1983年2月15日没。[編集部]

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